はなぞの保育園の柳瀬園長にインタビュー!

 

こんにちは!インバウンド事業部の川崎愛美です。

今回は、ときがわ町の「はなぞの保育園」の柳瀬寛寛洲園長にインタビューを行いました!

はなぞの保育園は大きな園舎で、子育て支援センターが併設されています。(建物左)

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板張りの園舎で広い園庭にはプールが設置されています。(写真中央)

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Qはなぞの保育園はいつ出来たんですか?

この保育園は私の両親が作ったんです。

その後、姉が引きつき、次いで私が園長になったという次第です。

私の両親は父が宮崎出身、母が長崎出身で、満州で出会いました。

父が結核になったため日本に帰国して、母と結婚して、宮崎の高千穂で青年塾を開いたり、教員をしたりしていたんですが、

戦後、安岡正篤先生が嵐山町に創設した「日本農士学校」に呼ばれて、こっちに来ることになりました。

数年経って、玉川村の今宮神社に仮寓(かぐう、仮住まい)し、そこで季節託児所をはじめて、農繁期に近所の子供を預かっていました。

それから昭和28年に都幾川村瀬戸地区の皎圓寺(こうえんじ)に場所を移し、昭和31年に保育園の認可をとり、昭和33年に社会福祉法人の認可をとりました。埼玉県内で社会福祉法人の認可をとったのはうちで2番目だと聞いています。

車のない時代でしたから、背中に赤んぼを負ぶって自転車の前と後ろに子どもを乗せて預けに来る人もいました。

ある方は、苦しい時代を支えてくれた恩返しにと、毎年園児にかっぱえびせんの小袋をプレゼントして下さるんです。お子さんが卒園されて50年にもなるのに。このかっぱえびせんはお菓子というよりお守りのような気がしています。

その後、瀬戸地区の園舎がどうしても手狭にり、昭和55年に現在のここ桃木地区に引っ越してきました。昭和61年には隣接地にときがわ幼稚園を開設し、以後幼保一体(ようほいったい)の保育教育を進めています。

私は6人兄弟の末っ子なんですが、私が高校生までは保育園は赤字続きでした。窮状を知った都幾川村が赤字の補てんをして、その上、村単独の補助金を下さるようになり、保育園経営は安定しました。

合併してときがわ町になっても同じように補助を続けて下さっています。

今まで続けてこられたのは、多くの人の支えと町の支援があったからですね。

少子高齢化が進んでいますが、うちの園児数は変わらないんです。町外から来られている方も多いんですよ。

各教室には子供がいっぱい!

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Qはなぞの保育園はどういう保育園なんでしょうか?

みんな草履を使って生活し、散歩の時間に長い距離を歩いたり、園舎もできる限り木の内装を使ったり、子供が自然に健やかにたくましく育つように工夫しています。

オーガニックの食事にもこだわっていて、地元の有機農法の野菜やお米や味噌を使用しています。

子供は「○○さんのお米?」などと訊いてきたりしますよ。顔の見える関係で食べ物や木材をまわしたいと思っているので、こうやって関心を持ってくれると嬉しいですね。

仏教園ですが特別なことをするわけではありません。当たり前のことを大切に生活しています。

運動会では子供の成長がよく見えると好評で、お父さんお母さんも毎年来られている方が多いですね。

夏のプールには山の水を引いて利用します。

塩素が入ってないので、定期的に全部入れ替えて掃除していますよ。

山の保育園ならではですね。気持ちよさそう!

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教室には地元の家具屋さんに作って頂いた遊び道具があり、一つ一つの教室が違う形をしています。

中に入ってお店屋さんごっこなどが出来る椅子、テーブルや、

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流線型の柱で遊べるテーブルなど。地元の家具屋さんの遊び心が感じられます。

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衣装棚、衣装かごも特注で作ったものです。

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Qこの保育園でどのように育って欲しい、という願っておられますか?

もちろん、心身ともに健やかであることが大切ですが、人間は生まれた瞬間に、望むと望まざるとにかかわらず、色々なものを背負いますよね。それは尊いもので、男も女もありません。老人も赤子もありません。自分を出しながらも、違いを認めつつ、対話し、時に協同して何かを作り上げていく、そんな世の中の成員として、尊い一人の人間として、生きる力をつけて欲しいですね

また、子供の願いはできる限り叶えてあげたいですよね。人間にはどうしてもやりたい!っていう気持ちが出てくることがあるので、そういう思いが盛り上がってきたときには、まずやってみようと思っていますよ。

「長崎平和祈念像」の作者、北村西望作の母子像。園庭をいつも見守っています。

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〜インタビューを終えて〜

はなぞの保育園で子供を預けているお母さんは、お母さん仲間の刺激を受け、3,4人子供を持つ方も珍しくありません。ここだったら何とかなるって思うらしいですよ。子育てへの意欲が湧いて来ちゃう素敵な場所なんですね。

園長先生が色々なエピソードを本当に心を込めて話してくださり、ここでは毎日沢山の感動的な出来事があるんだろうなぁ、と羨ましくなりました。

以下、園舎を写真でご紹介しますね。

遊具がいっぱい!

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室内も開けていて明るいです。IMG_2803

小さい子も水遊びが出来ます。IMG_2796

掲示板には最新のイベント情報があります。IMG_2792

ときがわ町にはときのこやという若手の有機農業家の集まりがあります。フェイスブックには最新情報がありますよ。IMG_2793

園舎、立地をはじめ、園長先生スタッフ皆一体となって教育を行っている姿に感銘を受けました。

私も子供が出来たらここで子育てをしたいと思います!

 

今日も良い一日を祈っています。

 

まなみ

 

 

 

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世界30カ国旅をして海外旅行の添乗員になった直後、山暮らしがしたくて愛知県へ移住し、鹿と戯れていました。現在は都内でライターをしています。スキル;モデル、フリーライター、整体師、シナリオ書き、野菜ソムリエ、慶應義塾大学通信生。関心事/田舎暮らし、野菜ソムリエ、整体、世界一周、語学、旅、本、書、女性、健康、美容、婚活など

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ABOUTこの記事をかいた人

世界30カ国旅をして海外旅行の添乗員になった直後、山暮らしがしたくて愛知県へ移住し、鹿と戯れていました。現在は都内でライターをしています。スキル;モデル、フリーライター、整体師、シナリオ書き、野菜ソムリエ、慶應義塾大学通信生。関心事/田舎暮らし、野菜ソムリエ、整体、世界一周、語学、旅、本、書、女性、健康、美容、婚活など