とある物件の建材にときがわ材を使えないか、と、隈研吾建築都市設計事務所よりお問い合わせをいただき、せっかくならときがわの山の木を直接見ていただきたいと思い、ご足労いただきました。
隈研吾さんと言えば、木材を使うなど「和」をイメージしたデザインが特徴的で、「和の大家」とも称される日本を代表する建築家です。(ウィキペディアより引用)
新国立競技場の設計でもおなじみですね。
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武蔵嵐山の駅にて、トキコマースの優太君と待ち合わせ。
(この日は撮影およびアテンドを担当)
まずは彩の森とき川協同組合にお邪魔しました。

「杉には名木がある」と田中さん。
スギの木目を指しての言葉です。
ヒノキの美しさとはまた別物なんですね。


貯木倉庫の外壁を見た吉里さんが、
「味が出てくるんですね」
と一言。
何か、ジーンときちゃいました。
木が好きだから出てくる言葉なのかな、と思います。
その後、山の中へ。
まずはスギヒノキの山を見ていただきます。


「涼しい!空気が変わるのが実感できますね」と半田さん。
今日は曇り空ながらとても蒸し暑い日だったのですが、山の空気感を感じていただけたようでした。
針葉樹の中で1本高くそびえる広葉樹。
「あの木は・・・」
「もみの木だね」と田中さん。

今回お話の物件の敷地内にも、もみの木があるそうです。
伐採しなければいけないそうですが、是非、家具などに使っていただきたい、との要望があるとのことでした。
「そこで育った木を使って作る家具は、その木にとっても幸せだよね」と田中さん。
木に対する言葉にはいつも愛情がこもっています。
児持スギも見学していただきました。

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「実際に使う木を山の中に見に行けるのは、貴重な体験。今日は来れて良かったです」と吉田さん。
我々も、ときがわを知っていただけるのはとても嬉しいことだと、アテンドをするたびに思います。皆さんに喜んでいただいたうえで、ときがわの木を使っていただける幸せを感じます!
吉田さん、吉里さん、半田さん、どうもありがとうございました!

林 博之

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