小久保憲一 埼玉県議会議員の「林業」情報

(上の写真は、Toki commerce代表の優太が撮影)

ときがわカンパニー代表の関根です。

新聞の折り込みで「小久保けんいち News Vol.9」が入ってました。  

林業関連の情報があったので、共有します。

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埼玉県議会2月定例会「平成29年度 予算特別委員会」

【小久保議員】

・平成22年10月施行となっている、木材利用促進法に基づく市町村方針の策定状況について、全国では9割近いのに、埼玉県では平成23年5月ときがわ町で初めて策定、平成29年2月末現在で、42市町村、策定率は67%にとどまっている。この遅れている理由を伺う。また、100%達成に向けてどのような取り組みを進めているのか。達成の見込み時期はいつか。

【農林部長】

・策定が全国に比べ、遅いのは事実である。原因を分析したところ、首長に「県産木材を使って公共建築物を造っていく」という気持ちになって頂くことが何より重要だと考え、今年度、全ての未策定市町村の首長に面会し、趣旨の説明と働きかけを行い、結果、11市町村で新たに策定された。
・平成29年度は、策定の動きが特に鈍い市町があるので、首長と担当者を、先進的な市町村、ときがわ町へ案内して、直接指導頂いたりしながら、方針策定を進めていきたい。

【小久保議員】

・100%の達成は、2年後のことだが、達成に向けた取り組みはできているのか。

【農林部長】

・厳しい指摘だが、とにかく首長を訪問し、ときがわ町長をお連れするなどして、2年後の100%達成に向けて全力で取り組んでいく。

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【小久保議員】

・木材はコストが高いかもしれない。しかし、木材を使う利点があると思うがどうか。

【農林部長】

・高いという指摘だが、小規模建築、具体的には2,000㎡以下の場合、木材のほうが安くあがるという試算もある。また、火災の際に、木は燃えやすいが炭化することにより、最終的に倒れにくい。一方、鉄は一定の温度以上になると曲がってしまう。消防署に伺うと「火事の時に危険なのは鉄骨のほうで、最終的に木材は倒れにくい特徴もある」と聞いているので、その良さをしっかりPRしていきたい。

【小久保議員】

・公共建築物が県産材で木造、木質化されることは、県内の木材業者に最高の宣伝であると考える。建築物の紹介をしているのか。

【農林部長】

・どうしたら木造公共建築物をうまく作れるかという、ガイドラインを作成しており、さらに木造公共建築物ハンドブックを作成し、公共建築物の紹介をしているところである。

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●小久保憲一議員のブログ(林業関連の一部)

 埼玉県木材協会総会

 埼玉県山村・林業振興協議会定期総会
  
 やさしい木造保育園〜小川保育園乳児棟〜
  
 第3回木材公共施設推進シンポジウム

(小久保議員、いつもありがとうございます。)

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