勝手に関口塾(4)

ときがわカンパニー代表の関根です。

2018年4月6日(金)11時30分~13時10分、関口前町長がアイオフィスにいらっしゃり、ランチをご一緒下さいました。

今回は、ときがわ町議会議員の神山さん、ラーンネクストの栗原さん(神山さんの同級生)も、一緒に参加しました。

今回の「勝手に関口塾」での学びを、共有します。

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1.建築会社の経営

・不動産業の資格は、関口前町長の奥さんが持っている。
・関口前町長は、建築士の資格を持っている。
・以前、経営していた会社「太平工業」は、口コミでお客様が増えていった。
・社長として、関口前町長が営業し、仕事を取ってきて、
 良い職人さん達に仕事をやってもらう。
・良い職人を集めることがカギだった。

・先日、東大卒の方々が作った建築会社の話を聞いた。
・普通、職人は縦割で「サッシ取り付けは…建具取り付けは…」と各自担当が違う。
・1件の家を建てるのに、15業種以上の職人が関わる。
・その建築会社では、1人の職人が3つの業種を担当するのでコストが下がる。
・いずれ職人が減っていくので、こういう多能工化した職人が生き残っていくのかも。
・増改築には、大工さんの力が必要だが。

2.議員と執行部

・議員の中には、執行部が、カリカリ来るよう、誘いかけてきたり
 言いっぱなしで、批判ばかりする方もいる。

・町会議員が「専門店化」してくれると、執行部もやりやすい。
・議員の平均年齢が上がると、シルバー民主主義となり、
 短期的に高齢者に有利な施策が中心になる。
・若い議員がいないと、30年~50年後の町を考えての長期的な施策提案が出にくくなる。

・町会議員は、年収にして360万円ぐらい。これでは成り手が立ちにくい。
・議員数を減らせば、1人当たりに払える金額が増える。
・報酬だけでなく、年長者に囲まれるという「人間関係」も若い議員が増えない理由。

・町を動かしたいなら、外野で言っていてもダメ。
・議員は「町への想い、ビジョン」があり
 「地域への関わり(例:消防団活動)」がある人が望ましい。
・頭が良くて、お金を持っていたとしても、人望が無い人は、選挙でおとされる。

・本会議には節度が必要。町民の付託を受け、
 血税を使って行っているので、多少儀式的な部分も重要。

・関口前町長には、若手議員を育てようとする想いを感じた。守ってもらった。
・議員が提案してくれたもので、執行部が実行してきたものも多々ある。

3.合併

・関口前町長の「合併」という決断があったからこそ、今の町がある。
・合併によって、81億円の投資(インフラの整備等)がなされているのが大きい。
・平成の市町村合併で、国は市町村の人口については、
 1万人以上を基礎自治体としてつくりたかった
・仮に合併しなければ、貧乏むら同士で、将来生き残るのがきつくなると考えた。

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真剣に話を聞く2人。

途中、渡邊町長も「こぶたのしっぽ」のランチを食べに、iofficeに来て下さいました。

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関口前町長、渡邊町長、ありがとうございました。

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