ときがわ町木造施設の視察に同行

ときがわカンパニー代表の関根です。

2016年7月4日(月)関口町長のご厚意で、

東洋大学 名誉教授 長澤先生 と 日本建築士会連合会 会長 三井所先生

そして、アルセッド建築研究所 大倉副所長、関事務所長とお会いしました。

日本の木造建築を代表する4名の方々のときがわ町視察に同席させて頂くという
貴重な機会となりました。(どうもありがとうございました)

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まずは、アスピア玉川にある「三栖右嗣(みすゆうじ)リトグラフ展示室」を見学に。

http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=12300

この三栖先生は、版画の第一人者で、ときがわ町に住んでいたそうです。

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実は、アスピアたまがわのホールの緞帳も、三栖先生のものでした。

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見事です。

また、ホールの音響設計は、NHKホールを担当された会社さんだそうです。

ピアノも、ベーゼンドルファーという一流品で、プロの演奏家がときがわ町に来た時に、
「なんで、こんな所に、ベーゼンドルファーが!?」とビックリされるとのこと。

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その後は、玉川保育園、玉川小学校体育館を視察に回ります。
建築の専門家の方々は、何となく見る観点が違う気がします。

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日本の木造建築(公共施設)のトップ3とも言われる方々が
集まっているのは壮観です。

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昼食は、やすらぎの家で、数量限定の「冷汁つけうどん」

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午後は、細川紙の伝統工芸士 谷野さんの工房を訪問。

 http://monme.net/

共に「木」から、和紙や建築物を生み出している方々なので、
お話しが盛り上がってました。

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そのあとは、製材所である「協同組合 彩の森とき川」を見学。

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組合が導入した「低温乾燥機」への期待は大きいようです。

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参考:低温乾燥「バイオ乾燥機」の開発会社
http://www.bio-drywood.com/index.php?FrontPage

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都幾川中学校、役場第二庁舎を見学してから、とうふ工房わたなべへ。

暑い日だったので、豆乳ソフトクリームが、更に美味しかったです。

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最後に、古民家をリフォームされた関口町長宅を訪問。

贅沢な1日となりました。

(貴重な機会を作って下さった町長さん、伊得さん、ありがとうございました。)

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皆さんから頂いたお言葉の中で、印象に残ったものを
今後のために、いくつか記録しておきます。

・木は、生き物。

・木材は生物材料としての付き合い方があり、
 良くも悪くもこちらの気持ちに素直に応える材料。

・木は、痛むもの。腐るもの。

・木を「切る、植える、育てる」の前に、「使う」が必要。

・白化現象は、蜜蝋ワックスで解決できる。

・「大工に馬鹿にされない建築士」の育成。

・木材の品質管理、供給能力が、重要。

貴重なお話し、ありがとうございました!

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教育環境研究所 http://www.iee-net.co.jp/22819.html

アルセッド建築研究所 http://www.alsed.co.jp/index.html

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