保育園の内装木質化

保育園の内装木質化

内装木質化とは

新築や建て替えをしなくても、園舎の中を「無垢の木に包まれた環境」にすることができます。

それが「内装木質化」です。

床と壁に、ヒノキ(あるいは杉)の板を貼るだけの簡単な施工です。

(施工期間は、部屋の広さにもよりますが、1日~数日。園がお休みの間に作業可能。)

子供たちが過ごす部屋の中が、木の香りで満たされるようになります。

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内装木質化の効果

内装木質化の効果は、科学的に検証されていて、多くの研究結果がその有効性を示してます。

・子供たちの風邪やインフルエンザが減る。(木の調湿機能による)

・木の香りには、リフレッシュ効果がある。

・木の香りには、鎮静効果のほか、抗菌作用、殺ダニ作用、消臭作用などがある。

・木の床は衝撃を吸収するため、子供がけがをしにくい。

・木の部屋は、暖かい。足元の冷えが減る。

・木は情緒を安定させる

・木の部屋では、園児が「落ち着いている」「集中している」

・木の部屋では、目が疲れにくい。

●研究知見のまとめ

木の保育・教育環境づくりの効果

内装木質化の効果

ときがわ方式の効果

内装木質化を阻む要因

これだけの効果がある内装木質化ですが、その実現を阻む要因は何でしょうか。

●認知度の低さ

そもそも、新築や建て替え以外に、簡単に木の環境を作れる「内装木質化」が知られていない、という状況があります。

実際、ある園長先生は、この方法を知った時に「その発想はなかった・・・」と驚かれ、導入を決められました。

●金額面の不安

「木は高い」というイメージがあるため、金額面で不安を感じる方もいらっしゃいます。

部屋の大きさにもよりますが、1室あたり、だいたい数十万円が目安となります。

最大18名の保育が行える30㎡の部屋で、壁のみの内装木質化で40万円、壁と床の内装木質化で90万円ほどでの実績があります。

また、内装木質化に関しては、県や国の補助金が使える可能性もありますので、ある程度の費用低減は可能です。

(埼玉県の場合、12mm以上の厚さのさいたま県産木材による施工面積が15平方m以上であれば、補助金が出ます。※1㎡あたり3千円)

●維持面の不安

「木は手間がかかりそう」という面倒くささを感じる方もいます。

確かに、木は生き物なので、腐ることもあります。そのため、ある程度のメンテナンスは必要です。

とはいっても、建物の外と違い、部屋の中なので、普通にからぶきをしたり、植物性ワックスをかける程度のメンテナンスで十分です。

内装木質化で必要になるメンテナンス

●規制面の不安

「建築基準法や消防法など、色々制約があるのでは?」という不安を持つ方もいらっしゃいます。

基本的に、弊社が扱う小規模保育園の場合、

-床面積が、200平米を越えないため、内装制限がかからず
-仮に内装制限がかかっても、1.2m以下の壁板を使うので、制限を受けません。

消防法に関しては、管轄の消防署に確認の上、施工を行っています。
その他の要件に関しては、弊社行政書士が、所轄行政とやり取りを行っています。

理事長や園長先生たちに負担をかけないよう、細かい点は、弊社側で代行するようにしています。

導入事例

実際に内装木質化をされた園の様子です。

●川崎市 いちご保育園様

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施工前(山での様子)

施工前(町での様子)

施工中(大工さんの様子)

施工後(子供達の様子)

園長先生へのインタビュー

導入の方法

もし、保育園の「内装木質化」に興味を持ってくださいましたら、まずは下記からお問い合わせください。

「内装木質化」お問い合わせ

メールか電話でやり取りさせて頂いた上で、お手伝いできそうであれば、一度現地を見て、お見積りを出させて頂きます。

(埼玉県「ときがわ材」という関係上、木材を運べる物理的距離の制約があり、関東圏のお手伝いが中心となります)

そのうえでご検討頂き、導入ということになれば、作業に入らせて頂きます。

子供たちが、無垢の木に包まれる環境を、一緒に作っていけましたら幸いです。

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投稿者プロフィール

関根 雅泰

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