ときがわ町起業支援施設(ioffice)が、やっていること

ときがわカンパニー代表の関根です。

「ときがわ町起業支援施設(ioffice)って、何やっている所なんですか?」

というご質問を頂きましたので、このブログで説明したいと思います。


●ミニ起業家が「集い、育ち、稼ぐ」場が、ioffice

昨年(2017年)5月の開設前に「iofficeでやること」に書いたように、「起業家支援」「情報発信」をしています。(「飲食サービス」からは撤退しました。)

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●ミニ起業家の育成支援

2017年11月に「有料起業ラウンジ」として再スタートさせ、改めて「起業家支援」(インキュベーション事業)を前面に出すことにしました。

では、どのようにミニ起業家支援をしているのか。(参考:ときがわカンパニーができる「起業支援」とは? )

私のもう一つの会社(株)ラーンウェルは、人材育成を専門にしているため、そこでの知見を、ミニ起業家支援に活用しています。

1)Off-JT(集合研修)

ランチェスター戦略セミナー
ワンコイン読書会
比企起業塾

2)OJT(現場指導)

・仕事経験(案件があれば、仕事を発注し、実績を作ってもらう)
・営業同行(こちらがやってみせたり、相手のやっている所を見て、必要があれば介入したり、後でアドバイスしたり)
・相談対応(精神支援と内省支援

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●会員制のシェアオフィス

ミニ起業家が集い、ともに働く場として、iofficeは、会員制のシェアオフィスになっています。

現在、
(1)ラーンフォレスト合同会社 (板橋区在住 林さんが社長)
(2)株式会社 Re’lease (ときがわ町在住 尾上さんが社長)
(3)ラーンネクスト (ときがわ町生まれ、滑川町在住 栗原さんが社長)
(4)ときがわカンパニー合同会社 (ときがわ町在住 関根が社長)
(5)株式会社ラーンウェル (ときがわ町在住 関根が社長。関口前町長が、会長
の5社が、シェアオフィス会員として利用して下さっています。

会員は、法人の場合は、月10,000円。個人事業主の場合は、机・椅子ありなら、月6,000円、無しなら、月3,000円の利用料を払ってもらっています(6か月分を前払いで)。

会員さんの場合「卓球台テーブル」「会議室」での仕事や打ち合わせ等、無料で利用してもらっています。会員以外の一般の「ミニ起業家」の方々には、「スポット利用(関根への起業相談料)」として、1,000円をお支払い頂いています。

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たまに「町からの税金で、運営されているんでしょ?」と言われる方もいるので、お答えしておくと・・・

ときがわ町に対しては、管理運営業務委託費として月40,000円を3か月ごと、ご請求していますが、毎月、町にお支払いする施設の賃貸借料(51,000円)と駐車場代(2,000円)の方が高く、

 町から入ってくるお金(3か月に一度×4回) < 町に払っているお金(毎月×12回)

という状態です。だからこそ、活動維持のために、会員制や各種セミナー等で、足りない分を補っています。

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もちろん、それ以外の手段で「お金を稼ぐ」ことができていないと、「起業の実践者」として説得力がありませんので、少しずつ売上を積み上げていく活動をしています。

それが「インテリア事業(ラーンフォレスト林さんがメイン)」と「イイラーニング事業(ラーンネクスト栗原さんがメイン)」です。これらに関する情報発信、お客様候補からのお問い合わせ獲得、訪問しての受注という流れを作るべく、iofficeで活動をしています。

その他、ときがわカンパニーの今後の柱として育てていきたいのが「イベント事業」「インバウンド事業」です。こちらは、これらの仕事のメイン担当ができる人が現れたら、徐々に任せていきたいと思っています。


 

以上、ときがわ町起業支援施設(ioffice)では、

1.インキュベーション事業として、ミニ起業家の支援を
2.インテリア事業、イイラーニング事業の情報発信基地としての活動を

しています。

今後とも皆さんのご理解、ご協力の程、よろしくお願いします。

(参考:ときがわ町起業支援施設 iofficeで、やらないこと

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