ときがわカンパニー代表の関根です。
土曜日、家族でピオニーウォーク@東松山に向かう車中、うちの奥さんから、こんな質問をもらいました。
「起業って、何?」
運転しながら、「ん!?」とつまりました。
そういえば「起業って何か?」「起業じゃないのは、雇用?」・・・。色々頭の中を駆け巡りました。
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奥さんに、なぜ、そういう質問が出てきたのかを聞いてみました。
彼女は、もう一社(株)ラーンウェルで、多くの起業家を見てきているので、
「●●さんは、起業していると言われたら、そう思うけど、○○さんは、起業家と言われても、ピンと来ない」とのことでした。
「なるほど~」と思いました。
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そのうえで、改めて「起業って、何か」と問われたら、私は「自ら顧客を創ることが、起業」と定義したいと思います。
P.F.ドラッカーは『現代の経営 The Practice of Management』の中で「事業の目的は、顧客の創造」と述べています。
私にとって、この言葉は、起業および経営の根幹になっています。
・起業=「業を起こす」
・業(事業)=顧客の創造
・「顧客の創造」を起こす(始める)こと=起業
つまり「顧客を創ること=起業」だと、私は考えます。
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自分にお金を払ってくれる「発注者=顧客」を、“複数”創ることが、起業です。
会社を辞めて、独立したとしても、1社からしか仕事をもらえないならば、それは「下請け」に近いものとなります。
もちろん、初期段階は仕方ないかもしれませんが、ずーっとそれでは、起業とは言えないでしょう。1社以上の顧客を創造できていないわけですから。
そう考えると、私自身は、1社以上の顧客を創造し、維持できることを「起業」と定義したいと思います。
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つまり「起業って、何?」と問われたら「自ら、(複数の)顧客を創ること」と伝えたいですし、ミニ起業家が、(複数の)顧客を創ることを、手助けできたらと思っています。
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