ときがわカンパニー代表の関根です。
2019年3月19日(火)@シネスイッチ銀座で、映画「マイ・ブックショップ」を見てきました。
ネタばれにならない範囲で、映画を見て、考えたことを、書いておこうと思います。
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映画を見ながら、主人公や登場人物のセリフのいくつかで、涙が出てきました。
「そうそう!そうだよな~」
と共感しまくりです。
4月20日から「本屋ときがわ町」を開こうと思っている、私の為に作られた映画かのように思ってしまいました。
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映画の中で、
・著者の写真やイラストは燃やす
・本を読んで聞かせる
・作家の魂
といったセリフやシーンが出てきました。
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それを見ながら、色々発想が広がりました。
・本は「文字」が大事?
・ここで出てくる本は「英語」で書かれているけど、それが仮にフランス語なら、自分は読めない。そうすると、その本は、自分にとっては価値が無い本になるのか?
・「文字」だからこそ、読んで聞かせる、口で語り、耳で聞かせることができる?(口頭伝承?)
・「文字」で描かれているのは、「人」の物語?
・・・と、そこまで考えたとき
「もしかすると、本って、人そのものなのかも。本屋は、人を扱っている商売なのかも・・・」と思いました。
本は「人」そのもの・・・
だから、こんなに心を動かされ、
だから、こんなに熱い人達(本好きには)が多いのでは・・・
本好きな人は、物静かでも、中に熱いものを秘めた人が多く、一度、口を開けば、多くの言葉が出てくる気がします。(それは、特に、この間実施した「読書会議×グラレコ」でも感じました。)
本は「人」そのもの・・・
だから、本と「出会う」という言い方をするのかも。
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映画の中で
・本は疲れる
・今の生活で十分
みたいなセリフがありました。
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今の生活や人間関係のみで良いなら、あえて「人」そのものである本を読んで、人との接点を広げる必要を感じないのかも。特に、本の場合は、文字を読みとる作業が必要だから、確かに疲れるのかも。
あと、自分も著者として、本を数冊(単著6冊)を書かせてもらっていて、感じたのは、本を書くというのは、自分を「はだか」にする行為かもと言う事です。「はだか」になって、自分の考えやこれまでの経験をさらけ出す。
そんな「はだか」の人間が描かれているから、それを読んで、受け入れる側にも、エネルギーが必要なのかも・・・
逆に、今の生活や人間関係のみでは足りないから、「本」に他の「人」との接点を求めているのかも。
自分自身で言うと、何かに悩んだり、困ったりした時に、本に救われることが多いです。それは、色々な「本」を読むことで、色々な「人」と出会い、色々な意見や考えを知ることができ、自分の問題解決の一助になっているからだと思います。
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本は「人」そのもの。
本屋は「人」を扱っている。
そう考えると、改めて「本屋ときがわ町」を、私が、ときがわ町で開くことには、大きな意味があると思いました。
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「本屋をやりたい!」と思っている人には、ぜひ!見てもらいたい映画です。原作本も買いました。DVDが出たら、買って、何度も見ようと思います。
映画「マイ・ブックショップ」
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