ときがわカンパニー代表の関根です。
2018年9月18日(火)18時~18時30分、ときがわ方式拡販事業部長 ラーンフォレストの林さんと一緒に、農林水産省 林野庁に行って、「森林環境税」についてのお話を伺ってきました。
(参考:森林環境税の使い道)
林野庁のフロアは、木の腰壁が使われていたり、室内も木の机や椅子が多かったりと、何となく温かい雰囲気です。
林野庁 森林利用課 今泉課長にお話を伺いしました。(今泉さんとは、ラーンフォレスト林さんが会員として参加しているA-WASSつながりです。)
私の理解の範囲でお話の内容を記録に残しておきます。
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・現在、林野庁が、都道府県や市町村に「森林環境税」の説明に回っている。
・「森林環境譲与税」の使い方に関しても情報提供したり、市町村からのアンケートを取ったりしている。
・地方の独自財源なので、使途をきちきちと決めない。ただし、使途の公表はしてもらう。
・その年度に使わずに、プールしておいて、後で使うことも可能。返却は求めない。
・譲与基準は、森林面積が5割、林業従事者が2割、人口が3割。
・2019年度の200億円の3割なので、60億円は人口割される。
・人口が多い都市部には、やはりそれに見合った額が配分される。
・都市部に、地域材を使ってもらうとしたら、複合的な戦略(例:提携)が必要。
・他の森林地域も、都市部に営業をかけ、競争が激しくなる可能性あり。
・関口会長(前ときがわ町長)は「木の価値ある使い方」に関して、技術面含め、知見が多い。
・公職を離れたからこそ、ご自身の経験も踏まえ、話をされると良いのでは。
今泉さんからご提供頂いた資料には、下記文章もありました。
・「地方譲与税なので、国として使途の詳細な範囲で示すことは馴染まない。市町村等が検討する上で参考となる事例等の紹介を通じて地方団体に助言。」
事例等の紹介として、「木材利用の事例紹介」もありました。
・「森林環境譲与税(仮称)では、森林整備の促進に関する費用として、木材利用の促進や普及啓発も位置づけられています。また、木材には断熱性が高い、調湿作用がある、目に与える刺激が小さい、香りが良いといった優れた特徴があります。したがって、木材を利用して快適な空間を提供することは、森林整備の促進に資することはもとより、教育や医療現場、オフィスの職場環境などにもよい影響を与えると考えられます。」
事例として「友好都市で生産される木材を活用した公共建築物の整備」や「中学校教室での机天板」が紹介されていました。
まさに、この事例のように「ときがわ町で生産される木材を活用した学校建物の整備(耐震補強・屋上防水・外壁塗装・内装木質化=ときがわ方式)」こそ、私たちときがわカンパニーがお手伝いしたいことです。
今泉課長、お忙しい中貴重な時間を割いて下さりありがとうございました。
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「森林環境譲与税」の使い道として、都市部の小中学校の「内装木質化」の可能性をご検討ください。
お問い合わせは、こちらのフォームからお願いします。(担当は「ときがわ方式」拡販事業部長・ラーンフォレストの林博之です。)
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林野庁で森林環境税についてヒアリング
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