新屋のわら 柿沼千里さん@ときがわ町_190708

ときがわカンパニー代表の関根です。

2019年7月8日(月)12時15分~13時20分@iofficeで、柿沼さん@ときがわ町の起業相談を受けました。

・しめ縄やワラジなど、わら細工を作っている。
・いずれは、彫刻(立体作品)のアーティストになりたい。絵画は「時を止める」彫刻は「時が流れる」。
・まずは、わら細工の製作をして売っていきたい。(柿沼さんの作品
・わら細工職人の藤井さん@京都、高橋さん@山形、甲斐さん@宮崎の作品は、引っ張りだこ。

・わらは、ときがわ町の実家@田中でとれる。青刈りして乾燥させる。赤米という古代米で、生命力が凄い。藁だけでも売れる。
・わら細工は東北で盛ん。85歳以上のお年寄りから学んでいる。
・97歳@青森、85歳@秋田、80代@山形の先生の所には、月に1回訪問して、教えを受けている。
・今、学んでおかないと、残らなくなる。わら細工は、生きる知恵のかたまり。
・月1回東北を回ると、7日間かかる。車の走行距離は5,000km。交通費だけで10万円かかっている。それでも毎月行く。

・わら細工は、多様。地域や使い方によって、形が変わってくる。
・手間がかかるので、ワラジなら、1日10足ほどしか作れない。
・本来は、わら細工は使って、畑に捨てて、肥やしとして循環してほしい。

話を聞きながら「この人、すごい!」「こういう方が、失われていく地域の知恵を受け継いでいく人なのかも・・・」「何かで応援したい!」と思いました。

そこで、8月18日(日)に開催される「第5回 本屋ときがわ町」に出店してもらい、わら細工を売ってもらうことにしました。今回は「手のひらサイズのワラジ」3種類を作ってもらいます。どんなものが出来上がるのか、今から楽しみです!

柿沼さん、頑張ってください!応援してます。

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起業相談終了後、次の時間(13時30分)の起業相談に来た「移動絵本屋 てくてく」の小原さん@ときがわ。

小原さんは、農業高校出身で、わらを編むリレー?みたいな事をやっていたそうで、わら談義で盛り上がる二人。

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P.S.

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