スイスのシェフ小林豊さんトークイベントで司会進行を務めさせていただきました。

ときがわカンパニーの林です。

5月12日に開催されたトークショーにて司会進行を務めさせていただきました。

関根さんの記事→スイスのシェフ小林豊さんのトークイベントを開催しました。

第2回本屋ときがわ町と同時開催のため、関根さんが聞けなかった内容を私の理解の範囲内で記しておきます。

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・5つ星レストランには本採用の前に「試用期間」がある。1週間~1か月。その間に、技術はもちろん、言葉やメンタリティを見られる。

・レストランから見ると、日本人シェフに求められるのは「和食で来てほしい」ということ。自分は洋食で腕を磨きたかった。

・洋食で5つ星レストランに採用。正直給料は下がった。それを「投資」と捉えている。言葉や生活、メンタルを鍛える絶好の機会。

・食材・料理に対して真面目さがなければいけない。

・スイスでは「自分の時間」を皆が大切にしている。就業時間が終われば仕事は終了。他人の仕事が残っていても、自分の仕事をキッチリやれば問題ない。だけど、日本のメンタリティを伝えることはできるはず、と思っている。

・子供の頃、なぜ自分に夢がないのかを問うた。まずは行動することだと。好きなものを見つければ、外国だろうとどこだろうと行ける。例えると、自分の部屋だけで全て完結するのはつまらない。外に出て得られるものがある。自分で行動を決めること。

・完璧じゃなくても、まずはやる。

・8年前、アメリカの有名なワイナリーに勉強のため食事に。予想以上に高価な店で(苦笑)、帰りの交通費もなくなり徒歩でホテルに戻る途中、ヒッチハイク。止まってくれたのは、年上のアメリカ人シェフだった。1週間ほど泊めてもらった。その間、色々な人の所に連れていってくれた。人との出会いをくれた。

・最近、8年ぶりに再会。アメリカネバダ州の「バーニングマンフェスティバル」で一緒に仕事をすることができた。その人は主催者側の一人だった。8年前に、宿泊のお礼に送った日本酒が開封せずに取ってあり、祝杯を挙げることができた。ちなみに、小川町の「帝松」(笑)。

・将来の夢は調理師学校を開いて次世代に伝えること。

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豊さん、素敵なお話をありがとうございました!

 

投稿者プロフィール

林 博之

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