ときがわカンパニー代表の関根です。
2019年3月13日(水)13時~14時@iofficeで、ときがわ町生まれの岡野さん(現在、坂戸市在住)のご相談を受けました。
岡野さんは、2018年12月の「ときがわカンパニーって何?」イベントにご参加されたのがきっかけで、その後「比企起業塾 第2期 活動報告会」にもご参加頂きました。
活動報告会での参加者の発表が刺激になり、その数日後に、関係者と話をして、下記資料を作成されたそうです。
「コミュニティースペースによる文化、技術の伝承と地域活性」
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岡野さんのお母様「文(ふみ)ちゃん」(81歳)が、何でも出来る方だそうで、
・20年以上もつ、アケビのつるで作る籠
・帽子、人形
・木工所で特別に作ってもらった「ところてんつき」を使って作るところてん
・こんにゃく
・漬物
・ゆずや大附みかんの香る七味
・うどん
・きんぴらそば(子供のころは苦手だったけど、今は大好物だそう)
・匂い袋のお手玉
・お花
・野菜作り
等、その他、何でも作れる方です。
息子の岡野さんとしては、お母さんのその知恵や技術を、異世代や他地域につなげていけたらと、数年前から、考えていたそうです。
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そんな時「比企起業塾 第2期 活動報告会」に参加して、
「起業というと、お店のイメージしか無かったけど、色々なやり方がある。」
「ミニ起業家の方々を手助けするという形での関わりも、持てるかも。」
と思ったそうです。
特に、比企起業塾 1期生、2期生の中でも、
・インバウンドをほっこりさせる 古民家民泊の福島さん
・キャンプ民泊 野あそび夫婦の青木さん
・おためし住宅やまんなか の尾上さん
であれば、泊まりに来た外国人や観光客の人たちに「文ちゃん家」で、様々な体験(例:籠作り、ところ天作り)をしてもらうことも出来るかもと考えたそうです。
岡野さんは、「季節に合わせた、普段通りの生活をしている」ときがわの地元人と、異世代、他地域の人々との「茶飲みコミュニティー」を作りたいと考えています。
お金については、菅沼さんの「リアルファンディング」のように「お気持ち代」を入れていってもらうのもありかも、ということで、塾生の発表が、かなり参考になったようです。
ただ、あまりに不特定多数の人々との接触は、お母さん(文ちゃん)も疲れてしまうので、信頼がおける特定少数の人を窓口に、異世代、他地域との接点を作れればと考えていたそうです。(そのために、住所も非公開としています。)
そんな中「比企起業塾 第2期 活動報告会」に参加して、「この人たちなら大丈夫かも」と思って下さったようです。ありがたいことですね。
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岡野さんとしては「茶飲み コミュニティー 文ちゃん家(ふみちゃんち)」で様々な方々との接点を作ることで、いずれは、自身がやりたいと考えている「ロケーション・サービス」の準備も出来たらと考えています。
「今までは忙しさを理由に先延ばしにしてきたけれど、こうやって、他人(関根)に話してしまえば、やらざるを得ませんからね。」
ということでしたので、私の方でも、遠慮なく、外に向けて発信させて頂きます(笑)。
次は、比企起業塾 塾生たちと一緒に、文ちゃん家に行けたらと思っています。
岡野さん、これから楽しみですね!
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