第3回ときがわ自然塾「ダウンシフター高坂さんの講演会」を開催しました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2021年4月3日(土)16時~18時、ダウンシフター 高坂勝さん講演会を、トカイナカハウス神山さんとの共催で、開催しました。

神山さんのご紹介後、講演がスタートします。

・千葉県匝瑳市でのSOSA Project
・AIの分析(2017)地方分散シナリオへの移行には、あと7~9年がカギ。
・地域内循環経済
・送電線の無い村をつくる。ソーラーパネルの下で有機農業。
・都会を「適疎」に。空き家を更地にして畑にする。
・若者が、東京に魅力を感じなくなってきている。
・農作業は哲学になる。
・人間は道程。7年間で身体も作り替わる。
・適正規模を考える。
・LINEを活用(あげたい人、欲しい人をつなげる)

18時~20時、懇親会。

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翌日(4日)高坂さんを、古民家カフェ(天空のたまご)福島さん@大野に送ります。(お二人は、以前からのお知り合いでした)

一緒にいった次男(6歳)

ハンモックブランコで、遊ばせてもらいました。

高坂さん、福島さん、そして、トカイナカハウスの神山さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

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●高坂さんの本

『減速して自由に生きる ダウンシフターズ』(2014)

・足るを知る営み、分かち合う充足。

・てんぱってしまった時は深呼吸。途中の作業を放り出して、ビールを取り出して、飲み干す。すると落ち着いて、判断力を取り戻せる。

・ポリシーとして、繁盛しないことを目標にした。

・雇われる人をつくり出してしまうことは、管理される人たちを生み出してしまうこと。

・自分の個性を全部入れているから、世界で一つの店になっている。

・売り上げが順調なときは、えてして問題意識が生まれない。

・冬季湛水・不耕起栽培「冬水たんぼ」

・就職=自立ではない。

・普段からホンモノの発酵食をたべ、清潔にし過ぎないようにすれば、新型ウィルスも怖くない

・「出したら、返ってくる」

・皆が好きなことをして暮らせるような総自営業的社会。

・目指す未来の先を生きる者として、気負うことなく自然体で後ろ姿を見せること。

『Re:次の時代を先に生きる』(2016)

・お米作りは意外と簡単。年間20日の労働日数で自給程度の量なら作れる。

・経済成長が無いことを前提に、Re Desingする。

・自分の暮らす場所、働く場所を、ワクワクするものする。

・誰もがいつでも学びたいときに学べる、それがゆとり教育の本質であり、生涯学習社会である。

・就職しない生き方:
 1)ナリワイを起こす 2)自給する 両方やると相乗効果。

・田舎は課題先進地。課題が多いほど、小さなビジネスのチャンスがある。

・「出せば入ってくる」

・少しでも食べ物を自給できるという自信と経験は、人生の土台を大きく変える。

・都会にはないが、田舎にはある、空間=スペース。

・売上に上限を設ける。

・ナリワイの後姿を示すことで、後に続くナリワイ人を増やす。
・ナリワイ人は、雇用を作るのではなく、他のナリワイを作る。

・経済成長を追い求めていったら、最後は戦争に近づいていく。

・なんでも相談できるコミュニティがあれば、自殺は低減できる。

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投稿者プロフィール

関根 雅泰

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