ときがわカンパニー代表の関根です。
2020年1月18日(土)18時~19時30分、講師 夢見菓子 山本蓮理さんによる「ネット販売のポイント」セミナーを実施しました。
きっかけは、比企起業塾 2期生 菅沼さんの「空き家スイーツ」に関するご相談でした。お話を聞きながら、山本さんのネット販売の取り組みは、ミニ起業家(私含め)にとって非常に参考になると思い、今回のセミナー登壇を依頼しました。
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参加者は、8名(吉野家ホールディングス様から4名、LF林さん、LN栗原さん、3期生やまなおさん、関根)。参加費は、2,000円。
・楽天は、プラットフォームとして強い。多くが、ポイントで買う。規制が厳しく、手数料は高い。
・Baseを使用。ほかには、MinneやCreema等。
・かっこいい肩書がネットには必要。
・1)商品づくり
・ターゲットを想像する:どうやって検索してたどり着いてくれるのか。文章を読んでもらうために画像を入れる。需要あるお菓子を探す。「普通のお菓子を食べられない人」がターゲットに。
・「斬新すぎる」ものを作らない:ネットでは試食できない、実物を見れない。新規性は、20%にとどめる。「おいしそう!今までなかったよね」おいしい!という定番商品を一つ作るのが大事。
・2)価格設定
・原価計算+競合調整 ネットは、店頭販売よりも、少し高くても買ってもらえる。ただ、送料で離脱が多い。
・プラットフォームだと「キーワード+価格上限」で検索されることが多い。3,050円にすると、3,000円で検索されない。
・3)販売
・とにかく写真が勝負:利用シーンを想像させる。人の手や顔。目線と食べている所。人の想像力が下がってきている。
・選ぶ負担をかけさせない:買い物に行かず、ネットで買う人は、早く買いたい。考えたくない。「これが一番売れてます」と薦めると買いやすい。
・4)商品が売れたら
・食べ方を説明する。自社サイトを覚えてもらえるよう工夫する。おまけをつける。賞味期限は、発送後、~日と表示。すぐ受け取ってもらえない可能性もある。
・レビューは、すべて返信。参考にはするけど、迎合はしない。特に味。
・答えはすぐに見つからない。試行錯誤を繰り返す。見えないお客様との対話を楽しむ。
・他社の低糖質スイーツは、生ケーキが多く、焼き菓子は少ない。
・オフィシャルサイトでは「お試しセット」と「定期便」を販売。
・老人ホームから、クリスマスギフトとしての注文があった。
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●参加者の感想
・経営書を300ページ読んだぐらいの内容。非常に勉強になった。このノウハウ自体がビジネスになりそう。
・仮説を立てて実行する大事さを実感。
・すごく面白い!自分も起業したくなる。新規商品開発が面白そう!
・短期間での行動力がすごい。
・めちゃくちゃ分かりやすかった!
・めちゃめちゃメモした。自社に活かしたい。
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終了後、嵐山のやきとり屋 りん に移動し、飲み会議。
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●講師として登壇しての感想 (山本蓮理さんのフェイスブック記事)
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参加者の皆さん、講師の山本蓮理さん、ありがとうございました!
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