もろやま華うどん 創始の新井先生との出会いがきっかけで「比企ピザ」ワークショップを始めました。
「比企ピザ」とは、もろやま華うどんの生地に、比企の食材をのせて楽しむクリスピーピザのことです。
・小麦粉と水を混ぜるだけ。
・割り箸やビニール袋など、身近なツールで作れる。(防災の観点からも役立つ)
・作って楽しく、食べて美味しい。
・子供たちも大喜び。
一回作ると、また作りたくな~る~♪ 不思議な魅力を持つピザです。
ときがわカンパニーとして「比企ピザ」は、地道に楽しく、広めていけたらと思っています。作っていて、私たち自身も楽しいですし、この楽しさが他の方にも伝わったらいいなと思っています。
特に、料理に縁遠かったお父ちゃん達には、ぜひ!「比企ピザ」を作れるようになってほしいです。奥さんも喜びますし、子供達も楽しんでくれます。
更に、災害が起こった時にも、きっとこの「比企ピザ」は役に立つと思います。実際、もろやま華うどん創始の新井先生は、東日本大震災後、被災地に行って「もろやま華うどん」の作り方を教えていらっしゃいます。食糧が乏しい状況に置かれた時、「小麦粉と水」だけで簡単に作れる料理は、大変重宝される存在になると思います。
作って楽しく、食べて美味しい。いざという時にも役立つ「比企ピザ」。
少しずつ広めていけたらと思っています。
●ワークショップの様子
第1回「比企ピザワークショップ」
第2回「比企ピザワークショップ」
第3回「比企ピザワークショップ」
●「比企ピザ」のつくり方
「比企ピザ」ワークショップに参加すると、「比企ピザ」を作りたくな~る~♪ということで、改めて「比企ピザ」の作り方を紹介します。
「もろやま華うどん」創始の新井先生に教わった内容を、私なりにアレンジしています。ここに書いてあるやり方で上手くいかなければ、それは私の責任です。
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1.用意するもの
1)比企ピザ道具(100円ショップで購入可能)
・ボウル または 洗面器
・プラスチックのヘラ または 木のヘラ
・牛乳パックを広げたもの(20cm×20cm) または 薄いまな板
・割り箸 1膳(長さ20cm)
・ビニール袋 1枚 または レジ袋 1枚
・のし棒 または サランラップの芯
・包丁 または ナイフ
・180mlを測れる軽量カップ
・ヤクルトのコップ
・オーブントースター
小さいのだと、生地の半分が焼ける。
大きいのだと、生地1枚分(半分×2)が焼ける。
2)食材
・小麦粉
・打ち粉(片栗粉等、なんでもよさそう。私は、直売所で売っているサゴヤシでん粉を使ってます。)
・トマト、ズッキーニ、コーン、焼き鳥、大葉・・・ なんでもOK
・ピザソース、ケチャップ、マヨネーズ、辛みそ、ブルーベリージャム・・なんでもOK
・とろけるスライスチーズ、三角チーズ・・・なんでもOK
3)所要時間
・1人前(生地半分×2)80g(華うどんポケットサイズ)の生地を作るのに、約5~8分。
具材を載せるのに、3分。
焼くのに、7~8分 だとすると、約15分~20分で、1人前が完成。
・1人前(80g)でも結構お腹が膨れます。
(うちは、6人家族で、80g×5つで、お腹一杯になります。)
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2.作り方
・「♪ ふんわりさささ、ふんわりさささ ソフトクリーム さっ」と、カードで切る。
・洗面器に小麦粉を入れ、ヤクルトのヒップまで入れた水を
・高い位置から3回転半(蚊取り線香)で入れる。
・洗面器をゆすりまーす
・割り箸で「お は ら い を して しゃー! 12345678910 お は ら い をして 22345678910 ・・・」(8回から10回やっていると、水と小麦粉がいい感じで混ざって、小さな固まりがたくさんできます。)
・割り箸を、ヘラで綺麗にする「A面、B面、C面、D面、 アンコール・・・」
・ヘラで、洗面器を綺麗にする。まるい面、壁、底。ゆすって確認、再度綺麗に。
・ヘラと、割り箸を箱に戻す。
・水、空気と混ざった小麦粉を、ビニール袋の上に置き、四隅をもって、まとめる。
・「はしっこもってぎゅ」
・「回してもってぎゅ (拳で、あばら骨のかたち)」5回
・「てるてるぼうずー」角をまるめて
・ビニール袋をひらいて「新玉ねぎー」
・牛乳パックを開いたシートの上に、打ち粉をまいて、ゆっくり置いて
・ビニール袋の上から「プレスー」
・ビニール袋をはずして「のびたく~ん」
・はずしたビニール袋を、3回たたんで、箱に戻す。
・打ち粉(片栗粉)をまぶして「白髪あたま~」
・のし棒(サランラップの筒)で「上5回、下5回」で「ゆたんぽ~」
・90度回して「上5回、下5回」で「めろんぱん~」
・一回手に載せて、シートの上に打ち粉をかける。
・真ん中において、端の2cmは残した上で、のし棒でゆっくり伸ばす。
・8回くらいで、シートに四角く広がるよう。
・端のふくらみを平らにする「10いって8戻し、10いって8戻し、10ぬけ~」×4隅
・半分に切って、手にとって、パタパタ叩き、少し打ち粉を落とす。
・生地だけ、オーブントースターに入れ、2~3分焼く。プクーっと膨れる手前ぐらいまで。
・冷ましてから、再度手にとって、パンパン叩き、打ち粉を落とす。(落ち切れなくてもOK)
・好きな具材を載せて焼く。目安は、7~8分。
・カリッとクリスピーな「比企ピザ」の完成!
美味しく頂きま~す。
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3.留意点
1)生地を先に焼く
新井先生は、生地だけ焼かずに、のばした生地の上に、すぐ具材を置いて、クッキングペーパーの上に置き、約10分間(240度)で焼いていました。
私もこのやり方を試してみたのですが、上手くいかず、食材(特にトマト)を載せたら、ぐちゃぐちゃになってしまったので、それ以降、生地だけ先に焼いています。
生地だけ先に焼くと、生地がかたくなるので、食材が載せやすくなります。また、生地を焼いている最中に、打ち粉もある程度落ちるので「粉っぽさ」が減るようです。
初心者および子供達と作る時は、生地を先に焼いておいて、そこに好きな具材を載せた方が楽しめると思います。
2)チーズの上に具材を載せる
生地、ソース(ケチャップ、マヨネーズ等)の上に、チーズを載せ、その上に具材を置いた方が、色どりが良いのと、チーズがとろけてオーブントースターに落ちづらく、良いと思います。
●具材の上にチーズ
●具材の下にチーズ
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ま、何にしても、お父ちゃんや子供達が、てきとーに作っても、美味しいのが「比企ピザ」のいいところです。あんまりこだわらず、テキトーにやってみてください。
小麦粉と水、ちょっとの具材とチーズで、これだけ美味しいのが作れる不思議さ、楽しさを味わってみてください。
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比企ピザのつくり方
比企ピザ どうぞどうぞ
撮影・編集・発信は、長女(高1)の合同会社maikkaです。