ときがわカンパニー代表の関根です。
立教大学@池袋でのミーティングの後、次のミーティングまで、間があいたので、前から気になっていたコワーキングスペースに行ってきました。
パセラのコワーク サテライト池袋店
カラオケ屋さんのビルの2階に入っています。
バリのリゾート風で、しゃれた雰囲気です。
席も広く、静かで、使い勝手がよさそうです。
印刷は、100枚まで無料。
これで、3時間 1,000円。1日使っても、1,500円です。
ランチは、500円でボリュームもありました。
今後、池袋でミーティングするときに、使おうかなと思います。
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利用者としては、魅力的ですが、ときがわ町でコワーキングスペース(ioffice)を経営する身としては、複雑です。
「これは、勝てんわ・・・」というのが、正直な印象です。
これだけの設備、サービスを、これだけの価格で、提供できるのは、体力ある企業さんだからでしょう。
しかも、平日の昼間でしたが、それほど混んでいませんでした。(その分、静かに仕事ができてよかったのですが・・・)
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コワーキングスペースに関しては、こんな研究文献もあります。
宇田・阿部(2005)コワーキングスペースの様態 : 国内施設に関する記述統計分析(北海道大学)
宇田・阿部(2005)は、国内の152のコワーキングスペースを調査した結果、以下のような発見事実を提示しています。
・コワーキングスペースの運営責任者は、多岐にわたる競合を認識している。
(例:レンタルオフィス、カフェ、ファミレス、自宅)
・コワーキングスペース事業単独での採算性をそれほど重視していない。
・運営責任者の多くが、コミュニティー形成を重視している。
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もし仮に、ときがわカンパニーが運営する「ioffice」を、普通のコワーキングスペースと同じように経営したら、きっと継続できなかったでしょう。
改めて、ランチェスター弱者の戦略にのっとり
・絞られた対象者に、
・狭い範囲で
・濃いかかわり
をしていく重要性を再確認しました。