ときがわ町役場 インターンシップ学生とのミーティング

ときがわカンパニー代表の関根です。

2017年8月7日(月)9時~9時50分@ioffice(ときがわ町起業支援施設)で、ときがわ町役場にインターンで来ている学生さん達5名とのミーティングを行いました。

大東文化大学 環境創造学部 3年で、主に「町づくり」について勉強している学生さん達です。ゼミでは、空き家を改修してのイベント、世界遺産と地域の過疎化、福島県の復興支援等を行っているそうです。

ときがわ町出身のミニ起業家 ラーンネクストの栗原さんにも同席してもらいました。

まず、学生さん達に「なぜ、ときがわ町役場でのインターンを希望したのか?」について聞きました。

・役場に就職したい
・地域の活性化に関わりたい
・自分のいる東京の地区との違いを知りたい
・国際NGOに参加する前に、日本での地域活性に関わりたい
・商店街の活性化に興味がある

とのことでした。

ときがわ町役場の方から、ioffice(ときがわ町起業支援施設)の概要については、説明を受けているとのことだったので、iofficeに関して「聞きたいこと・知りたいこと」をあげてもらいました。

・起業する人は、ときがわ町に元からいる人なのか、外から来た人なのか?
・起業する人は、小さいころからそうなのか、会社に入ってから起業したくなるのか?
・便利な都会ではなく、なぜこういう離れた地域で起業するのか?
・観光資源はあるが、不便なときがわ町でなぜ起業するのか?
・どういうきっかけで、この施設を知るのか? 成功例、失敗例は?

上記を踏まえて、栗原さんが話を始めます。

・東京で暮らしたり、働いたりする経験を積んできた。
・外に出て改めて、ときがわ町の良さを実感した。
・東京には情報、選択肢が多い分、迷う。
・ときがわ町のほうが、やりたいことをシンプルにできる。
・家族のことまで含め、精神支援をしてくれる先輩起業家はいなかった。
・自分にとってみると「(iofficeを)やっと見つけた!」という感じ。

私からは、これまでの経歴
・18歳で高校卒業後、アメリカの大学へ。
・25歳で日本で就職。3年で転職。
・2003年から、ウェブを使って週末起業を始めた。
・2005年に独立(子供を田舎で育てたいという想いと、父の死がきっかけ
・2009年に、ときがわ町に移住。(同時に書き始めた「ときがわ町移住記」)
・2014年に、ときがわ活性会に参加。
・2016年に、ときがわカンパニー(同)を設立。

を伝えた上で、起業に至る経緯や、起業後の状況について話をしました。

・家族と、自然豊かな環境で暮らす時間を作るため、独立起業した。
・ときがわの強みは、大市場東京に近いこと。都内の大企業を相手にB2Bのビジネスをしている。
・単価を高くできれば、東京に出る日数は少なくて済む(実際、2016年度は、ときがわ町で、年210日:月17.5日を過ごした)
・地域活性は、ボランティアでは続かない。事業にして、きちんとお金が回るようにする。
・お金にできるときがわ町の宝は「山林」だと考え、都会のお客様に対する「林業の営業」を実施。
・同時に、行政と連携して「起業家育成」事業をスタート。こここそ民間の知恵、経験が活きる領域。

学生さん達からは、下記感想をもらいました。

・普通にこのまま就職するのかなと思っていたけど、起業に興味が出てきた。やってみたい!と思った。
・こういう生き方や見方を、全然知らなかった。
・東京は確かにせっかちな感じ。ときがわ町は穏やかな感じがしている。
・自分は起業よりも、組織に準じるほうが向いていると思った。
・関根さんのTWをフォローしているので、今日「生」で会えることを楽しみにしていた。

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貴重な機会をセッティングして下さった役場のOさん、ありがとうございました。

学生の皆さん、インターンでの成果を期待しています!

(栗原さんのブログ:「iofficeでの一日」)

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