ときがわカンパニー「ときがわ方式」拡販事業部の林です。
「保育園の内装を木質化すると、具体的に何が良いんですか?」
最近、このような質問を受けるようになりました。
内装が木質化された空間を見た親御さんたちは、
「何か落ち着きますね」
「木の香りが良いですね」
という感想を持たれる方が多いです。
そんな中、実際に何が良いのか、ということを簡潔に伝えるのも我々の役割なのかなと最近思うようになりました。
ついては、あらためて私たちが思う「内装木質化の効能」を記します。
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【室内の調湿機能】
・内装木質化された室内では、湿度の変化に応じて木材が湿気を吸放出します。その調湿機能を活かせば、エアコンなどを使用しない場合でも、湿度を快適な状態に保ちます。電気代の節約も期待できます。
【ダニの繁殖を抑制】
・室内の床がカーペットや畳の場合に比べて、木質化された床にはダニが繁殖しにくくなります。これは、木材の調湿機能によりダニの繁殖が抑制されるからです。また、カーペットや畳のように、スキマにゴミが入り込むことも少ないので、ダニの餌となるゴミも少なくできるということが上げられます。
【暖かい手触り】
・熱を伝えやすい金属やコンクリートに比べて、木材は熱を伝えづらい素材です。手足が触れる壁や床を木質化すると、木の感触が心地良い「暖かい手触り」を感じることができます。また、石膏ボードの上に壁紙を貼った壁を子どもたちがペタペタ触ると、壁紙の汚れが気になるかもしれません。その点、木質化された壁はお手入れも簡単です。
【転んでもケガが少ない】
・元気に走り回る子どもたち。転ぶこともあります。木の床なら、転んだ際の衝撃も和らげてくれます。
【目に優しい】
・木材に当たった光は、まぶしさを抑えます。そして、陽の光をほどよく反射するので、室内が明るく感じられます。また木目や木の節、木の色の濃淡は、目に優しく落ち着きをもたらします。
【音をまろやかに】
・コンクリートなどの硬い壁は、音をそのまま反射してしまうので耳障りな反響音となってしまいます。木材は音を適度に吸収してくれるので、子どもたちがはしゃいでいても耳障りな反響音はしません。
【木の香り】
・内装木質化された室内は、なんとも言えない木の香りがします。この木の香りの正体は、木材中に存在する「フィトンチッド」と呼ばれる精油成分です。杉やヒノキなどの針葉樹からはこのフィトンチッドの香りがします。木の香りは、子どもたちのみならず、親御さんたちにも安らぎを与えてくれます。
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以上、簡単ではありますが、内装木質化の効能を記してみました。
保育園・幼稚園にお子さんを預ける親御さんの不安が少しでも軽減できれば良いな、と思います。
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