鶴川女子短期大学竣工記念式典にお伺いしてきました。

ときがわカンパニー「ときがわ方式」拡販事業部の林です。

以前、鶴川フェリシア保育園での木組工事をご提供させていただいたご縁で、鶴川女子短期大学の竣工記念式典に呼んでいただきました。

昨日からの雨も上がり、ホッとしながら新校舎に向かいます。

入り口では可愛い「松ぼっくり細工」がお出迎え。

 

吹き抜けの階段テラスが今日のステージ。とても開放感があります。

客席下手には、滑り台が設置されていて、「遊具のような校舎を」という皆さまの思いがここにも込められているようでした。

講演中、男の子と女の子が滑り台で遊びながら聴講(笑)、カメラマンさんも笑顔で激写していました。

 

百瀬和男理事長のご挨拶。

「子どもを愛する国際人を育成しながら、良い保育者を養成することを本学の使命とする」、と理事長。

優しい口調の誠実なスピーチに皆聞き入っています。

※2020年4月より、「フェリシアこども短期大学」に改称。

 

続いて、建築設計を担った、隈研吾さんの講演。

「見ての通り、四角くない建物。複雑な木工具の加工を清水建設さんの高い技術で」

「国内の木材を使うことによって、学生や先生はもとより、森林の健康にもつながる」

「木のルーバー。西日をカットするために様々な角度で設置」

「日本では杉の木がメイン。集成材を使用。鉄骨とのハイブリッド構造」

「19世紀以前は世界でも木の建築物が主だった。日本だけではなく、世界も『木』に向かっている」

 

鶴川幼稚園長の古徳麗子先生。

「私は鶴川女子短期大学の一期生。まだ校舎も完全に整備されていない中、夏休み中に、小石が沢山の中庭でローラーを引いていた若き日の(百瀬和男)理事長を思い出します」

 

最後は、常務理事の百瀬義貴先生。

登壇してしばらく、しゃべりださず・・・。

直前のローラーのエピソードに感極まってしまったようでした。

私も思わずもらい泣き(涙腺が弱まる一方ではあります・・・)。

「職員皆がこの学園のためになぜ一生懸命になってくれるのか・・・」と常務理事。でも、ご来場の皆さまへの歓待ぶりを見ればその一端がわかるような気がしました。人は、人についていく・・・。

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終了後、校舎内の見学をさせていただきました。

木材使用の図書館で一番奥行きが深いかも、と言われている図書館だそうです。

吹き抜けのテラスも素敵です。

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最後に、おいしいおべんとうもいただきました。

(ちなみに、お弁当箱真ん中上部にある大きなキノコ。傘からかぶりついたら、中々噛み切れず・・・。よく見たら、「里芋の皮」でした。つまり、キノコのイシヅキ部分が里芋。恐れ入りました(苦笑))

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バスで鶴川駅に向かう途中で、鶴川フェリシア保育園の主任設計者のYさんと再会。独立して1年。元気にやっているお姿が見れて嬉しかったです。

(また、ご一緒できれば良いですね!)

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学校法人明泉学園の皆さま、お招きいただき、どうもありがとうございました!

 

 

 

 

 

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