比企起業大学 総長の関根です。
2022年2月25日(金)18時~20時、比企起業大学21秋「2月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。今回は、5名の学部生が参加しました。
差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった講師の風間さん、ありがとうございます!)
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1.近況報告
・ベイビーステップの確認
・1カ月の学習の振り返り(学びになったこと、実践してみたこと)
○Yoshikiさん
・ベイビーステップ
①請求書の中身(書き方や留意点)を知る、試しに書く → 達成。市民講座で、エクセルで作り方を学んだ。
②自分の仕事が顧客企業の何を高めるのか、起業塾での学びを含めて総括する → 達成。「いい会社をつくる」手伝い
・「お金のはなし」に参加した。「うちらの業界」(関根さん)という言葉が気になった。
・2月21日(月)に、iofficeで見学。プロの研修講師の凄さを感じた。見え方、姿とか、何時間も。林さんは、声にはりがあり、表情も。参加者への気遣い。講師としての姿。後ろの見えてない部分で、チームの連携が凄い。一人一人の役割。技術スタッフとの連携。チーム力の大事さも学べた。トラブルもあった。「どうするんだろ?」と思った。動画で学ぼうという時に、動画が止まった。柔軟に。したたかさとあたたかさ。ホンワカしつつ、目的もってやっている。
(関根さん)
・子どもを教える教育場面と、大人への研修場面との違いは?
→ 学校では、先生の答えを伝えることが多い。限られた時間の中で、伝えないといけない。
→ 大人の学びは、コーチングと似ている。上手く講師が、学術的な知見を出しながら、問いのデザインが必要。双方向的な学びの場。
・(大人相手の研修に)どんなことを取り入れるといいか?
→ 子どもだと、変化のある繰り返し。スモールステップで、難易度を増していく。ちょっとずつ活動を細分化する。座る、立つの工夫。
(RKさん)
・本気度の高い相手を対象にしている。大人だと、ワークショップで楽しみ系。ゴールの設定は違う。高校生だと、美術を学んできたことを伝えないと。本気の大人と、楽しみだけの人だと違う。
○ながけいさん
・今月は色々出会いもあった。
・ナオさんに、グラレコを書いてもらった。としさんの所に行って、NPOで、壊れた看板を直すイベントで、としさんに端材をもらった。別のとしさん@毛呂山町からも端材をもらった。
・15年やっている瞑想や筋トレの時間を増やした。
・ベイビーステップ
相談いただいたお客に選んだ理由を訊いてみる → 達成。今まで聞くことが恥ずかしかったが、もっと早く聞けばよかった。自信がなかったことが評価されていた。 ヒントはお客様にある、というまさにその通り。信頼関係のあるお客様に訊くと、ヒントがある。
・課題本「地域でしごと」を読んだ。知っているあの人も出ている。温かい本だと感じた。
・自信がない。自分がやっていることに対して、100%自信があることがない。
・Yさんからもヒントをもらった。相談すると、自分の考えを整理してもらえた。とし姉からは、伴走してもらえると言われた。自分がやっていることが正しいのか。言ってもらえて、こういうことなんだなと。
(Yさん)
・ながけいさんに課題を助けてもらった。モヤモヤしている所をスッキリさせてくれて、元気にしてくれる。
(RKさん)
・ながけいさんに、1時間話を聴いてもらったら、自己肯定感が高まる。終わった後のすっきり感、前向き、優しい言葉、強く。話を聴いてもらえる、悩みを相談したくなる。
○Yさん
・ナオさんのグラレコを受けて。これまで仕事の掛け持ちに抵抗があった。ナオさんから、育児も含め、現実的なアドバイスをもらった。やりたいことがかたまってきた。ナオさんのグラレコで、逆転の発想で強みにする。しっくり。まさに私がやりたかったこと。ひらめいたことをそのまま生かせた。
・ベイビーステップ
農家さんに直接、手のお悩みを聞きに行く → 達成。農家の親戚に聞いてみた(ターゲットとする年齢層ではないが)「手のケアなんて出来ない。かまってられない」「今の若い農家さんならおしゃれなのでやりたいというかもね」と言ってもらえた。
・ハンドマッサージとネイルは合体できる。
○RKさん
・ベイビーステップ
とりあえずの情報発信を試験的に導入してみる。(WEB) 相性のよさそうなツールも試してみたい → 達成。ワードプレスで、ちょこっと書いてみた。写真が良く見えるが、文字感覚が良くないので、自分好みで変えないと。
・「地域でしごと」は、池袋のジュンク堂でかった。この本は柔らかく、優しさを感じながら読める。
・昨日、藤村先生のお手伝いに行った。そこにいた講師、ご家族と遊んだ。色々なスペースとして使えそう。ワークショップに申し込んでみようと。
・手作りの「豆本」 4月の本屋ときがわ町のワークショップで作れる。
・ときがわ町で自然農法をやってる団体があるので、参加申し込みをした。
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2.ワークシート回答の共有と意見交換
・BORで、40分間。
●BOR(1)RKさん、Yさん、まめさん、風間さん、林さん
〇RKさん
・藤村先生の手伝いにいったのが大きかった。地域で活動している人たちのことを知ることができた。調べて関わっていきたい。そういう人たちはウェルカムな人が多い。
・勇気を出して関わっていきたい。ワークショップは大きい。内容は色々あるけど、喜んでもらえるようなものを考えたい。
・提供商品のパーソナライズ。一緒に物を作るなら、その方の満足度のあげ方を研究したい。
・有機野菜のおつまみ。ときがわでできたものを所沢に。
・より楽しくするために。作品を見るのは好き。あれもできそう。これもできそう。商品ラインナップのご提案。
・お金の話。収入は生活に直結。どういう風に生きていくか。楽しくいきたい。
・思ったことをすぐに行動に移そう。好きな人はどんどん自分でやっている
・わざわざ集まってやることの価値とは。一緒にモノをつくることでは。
・満足度を上げるための方法を研究したい
・コーヒー提供。ぬかを作ってみた
・お客さんのニーズを探ってみたい。商品をお客さんと一緒につくっていく
・考えてばかりじゃなくて行動する
(まめさん)
・ものづくりワークショップ?
⇒ 「本」でブックエンドをつくりたい
・場所ある?ときがわで?
⇒ 単発のイベントに参加する。自然が沢山なのでプラスアルファ。拠点は所沢。
・「旅するアーティスト」
地域をどう考えるか?呼ばれれば行く?
⇒ そのための一つの成功事例を所沢を拠点につくる
(風間)
・どういう人と関わりたい?
⇒ 自分とセンスが似ている。ものをつくるのが好き。自然農法、ナチュラル。物を作ることが好き。今目が向いているのは自然農法。団地のお子様持ちのお母さんたちが添加物云々について話していた。ニーズありそう
〇Yさん
・地域性を考えた時、「No1」がわからなくなった。地域で線引きできない?口コミのみ。技術がなければいけない
・ながけいさんから、ネイルサロンやっている人いる。ネイリストの独立を手伝ってくれる。技術を磨くこと
・パートで働く中で主婦の方と会うと派手なネイルしている人いる。得意なのはそっち(ギャル系)、需要ある。友人が「通うからやって」
(林さん)
・派手、ギャル系? フラット? お客さまの絶対数どちらが多そう?
⇒ ナチュラル
・料金は一緒?
⇒ まったく別物だけど同じ。大変なのはギャル系。ワクワクする
・同業他社 高くしているところある?
⇒ ある
・需要はナチュラルが多くとも、スペシャルでやれるところがあればパートさん高いお金出す?
⇒ 出さないのでは
(風間)
・その人たちネイルどこでやっている、いくら出しているか聞いてみて。それが基準になる。そのお金は払ってもらえる価格。それとどう差別化するか
⇒ 聞いてみる
(Yさん)
・ギャルネイルやっているところがホントにない。シンプルほど難しい。技術が必要。シンプルな上にデコっていく
(RKさん)
・普段いっているところではない場所や特別な日はお金かける
(まめさん)
・ワクワクしている様子が伝わってくる。特化してもいいのでは
(林さん)
・派手なギャルが大人に。好きなものは好き。ハイソなレディと融和することある?
⇒ ハンドマッサージ、ケアは共通
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●BOR(2)Yoshikiさん・ながけいさん・関根
○Yoshikiさん
・ヒントはお客に在り。そこをもう少し聞きたい。
・自分のやりたいことが、営業にささらない。その表現を一緒に、ナオさんと考えた。その結果、自分からの矢印が多く、相手からの矢印が少ないことに気づいた。お客さんの中に入りこむ難しさ。
・(ながけいさん)うっかりするとはまる。自分はこれができますよとアピールしすぎる。そんなことは望んでないのに「押し付けられてるように感じる」と言われ反省。
・相手のことを、じっくりヒアリングする。分からないことに口を挟まない。「それってどういうことなんですか?」 相手が言っていることの先に何かある。表だけで答えない。お客さんが本当はどうしたいのか。
・一歩引いて、考えてもらって。いついつ連絡しますと連絡すると、向こうが答えを言ってくれる。ヒアリングに時間をかけている。押しちゃうと「この人あつかましい」と思われる。余韻だけ残して去る。
・(Yoshikiさん)仕事にドライはない?
・(ながけいさん)メリハリが必要では。言うことは言うが、聴く。
・(関根)商品としての聴く、営業としての聴くがある。営業としての聴くのためには「ちょこっと説明」が必要。
○ながけいさん
・組織の中でのコミュニティを作っていく。人材育成を含めて。フォローするのが得意。
・組織の中:会社、部署の中。部署がごちゃごちゃしていると、そこへ行け。改善屋さん。場を楽しく。離職者が多い。現場にぶっこまれる。
・音楽、介護業界で経験。
・音楽業界で、ミュージックエンジニアとして高校生ぐらいから入っていると、メンタルが弱い。組織改革。制作部の中で、人材のことをやりながら、育成をやりながら。
・介護業界、現場仕事をしながら、人事部に配属。離職者が多い職場に。大手の会社。定着しない。
・NPOを立ち上げた。色んな人が色んな思いがあり、一回崩壊した。トップに求められて、また入って立て直しを図っている。
・中がごちゃごちゃしていると、ワクワクしてくる。
・辞める人に話を聴く。余波(周りの人)に聞く。現場の人。施設長にヒアリングをして、問題を洗い出す。聞いてもらっても、辞める人は思いとどまらない。
・根本原因を探る。どうしたらいいか、本人たちに聞く。プランを作ってもらう。休みを増やしたり。プロジェクトを作ったり。言っている人をプロジェクトに参加してもらったり。
・現場で一緒に働く。「今日から新しく入りました」と潜入して、その人に聴く。求人募集に出向く。調査に行く。
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3.全体共有
○Yoshikiさん
・お客様へのヒアリング。ちょっとずつ引き出していく。深層的な部分を引き出す。(B2C)
・(B2B)カウンセリング的な聞き方「商品としての聞く」と「営業としての聞く」がある。
・魔法の言葉「的外れになっては恐縮ですので」向こうからヒントを出してもらう。「いますぐ何かという訳ではないのですが」ちょこっと質問、ちょこっと説明。
・(ながけいさんの話は)聞けば聞くほど面白い。学級崩壊したクラスを立て直してきたのが、ながけいさんでは。Yohsikiさんも、学校で似たことをしてきた。
・今後、ながけいさんをつなぎとめる係に。「長く継続=ながけい」
(林さん)
・魔法の言葉は、シンプルな言葉では。『営業に役立つコミュニケーションのポイント』というオレンジ本が、営業の参考になる。当たり前に相手のことを思えるか。
(Yoshikiさん)
・出版していることをあまりアピールしない理由は?
・関根さんを嫌う人が殆どいない。コミュニティー運営で大事なことと思うが、いかに?
→本で書いたことは過去のこと。今は次の本のことを考えている。ランチェスター戦略では、ゲリラ的に、目立たないことが大事。ベストセラーはないけど、ロングセラーはある。いかに敵を作らないかを意識している。アピールしない分、攻められない。長く続けることが一番大事。
○RKさん
・ものづくりワークショップ、ときがわ町、所沢「旅するアーティスト」
〇Yさん
・Yさんは、ギャルネイルが得意で好き。隠れ家でどう稼いでいくかでワクワク。
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4.事務連絡
① 3月4日(金)卒業レポート
② 3月5日(土)10時~14時 大学院活動報告会
③ 3月27日(日)卒業式
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撮影!
皆さん、ありがとうございました! 秋学期は終了ですが、これからも共に進んでいきましょう!
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●講師の風間さんのツイッター
●講師の林さんのFB記事
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