ときがわカンパニー代表の関根です。
「比企起業塾」第3回は「比企の起業家巡りツアー」と一緒に行います。比企起業塾一期生が、一般参加者と共に、比企の先輩起業家達と会い、話す機会となります。
ただ、一般参加者と違い、比企起業塾一期生には、当然、事前課題があります。事前に課題本「10の利益モデル」を読み、感想や自身の起業に関連する箇所を、言語化した上で、ツアーに参加してもらいます。(ちなみに、著者の丸山学さんは、埼玉県生まれ、所沢在住の行政書士さんです。)
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皆さん、お忙しい中、事前課題に取り組み、比企起業塾一期生のメーリングリストに、感想をあげてくれました。(どうもありがとうございます。)
その一部を共有します。
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●工藤さん
『月100万円のキャッシュが残る10の利益モデル』を読んで
「顧客を成功させ続けろ」と言う言葉はとても響きました。私のアロマで、受けてくれた方が嬉しくなったり、体が軽くなったり、気持ちも前向きになったり、顧客をいい方向に持っていくこと(成功させること)が大切だなと思いました。
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●Mさん
課題図書『10の利益モデル』について
小さな「差異」を積み重ねて、ブランドにまで育てていく。という内容が響きました。
キックオフセミナーで関根さんに教わった「顧客が商品を作る」という内容から、最初は他社との差はなくとも、顧客の声に耳を傾け、意向に答えることで、すこしづつオリジナリティを出していこうと思いました。
工藤さんも動くことで課題が見つかる。とおっしゃっていますし、実践の中で模索しながら改良を加えることこそ、最善策なのではないかと考えられるようになりました。
私も起業塾のおかげで読書の機会がかなり増えたので、カオルしおりものすごく気になります。
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●千葉さん
課題図書「10の利益モデル」の感想
この本を読んで、いくつかとても共感できるなというところ、それから参考になったところがあったので挙げてみたいとおもいます。
まず一つ目は、「先に価値を与えて、先に利益をもらわない」というところです。これは今、私も実践しているところで、高品質のサービスを提供し、顧客を2階に挙げてはしごをはずすというところです。
二つ目は、顧客を適正に絞り込むというところです。2割の客が8割の利益を生み出すというところ、やはりいいお客様をとっていきたく、私も実践しているところです。ストレスを感じるお客は取らない、と思っております。
もうひとつは、共感を得ることにたけている人だけができる、非常に高度なテクニックを使って経営者の心の内側にまで入り込む、というところです。ここも私が心掛けているものと近いなと思いました。
また、小さな「差異」を積み重ねて、ブランド力をはぐくむというところ。競合との違いを作っていかなければいけないと思っています。
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●飯島さん
1.課題図書感想
具体的で非常にわかりやすい内容でした。丸山さんがプロフィットを推薦していたので(関根さんにも以前からおすすめ頂いていますので)年末年始に読みたいと思います(購入済み)。
ランチェスター戦略とも重なるところが多くあり、かつ実践的な内容になっていると思いました。理解もしやすく、検討課題も色々と見つかりました。
起業について勉強し始めた頃より、明らかにアンテナ感度が良くなり具体的な想像ができるようになってきているという気づきもありました。
重要だと思ったこと。
1.個性的であること。
2.選択すること(商品、顧客)
3.小さな範囲から考えること(顧客・協力者)。
4.顧客が得になることを優先的に考えること。
(優先順位は低いが意識しておく事
1.コミュニティを作り、また参加して輪を広げること
2.他分野にまたがりブランド化できないか
3.音楽が強いツールとして使える可能性。(意識しておく)
4.将来的に同業者へ売れるものをつくっていく。
5.ポータルを作れる可能性を探る。
思いついたこと(羅列)雑記。
フライングスタート型利益モデル
自分の状況は起業に向けて準備段階。
1.競合がいない場所(品目)を見つける。
2.個性的な売り方を考える。
3.競合対策。①は難しいので②③について具体案を出す。
小さなYahooを目指そう型利益モデル
1.専門特化型のポータルをつくる。
課題:野菜や野菜を使った自社製品を中心にポータル的な店舗または販売方法が作れないか考える。まずは自社製品を充実させる(数は少ない方が良い。選択する。)。
2.ニーズを把握する。
マーケティングの勉強が必要。スーパー大手・百貨店の青果担当者にヒアリングすれば答えがあるかも(個性的で売れる見込みがある生産物)
キャッシュポイントをずらす。人は、安心に対してお金を払う。安心を売るためには説明が必要。情報を充実させる。hpやfacebookの更新。生産工程を目に見えるようにする。人柄が伝わるとなお良い。
2.信頼という名の利息を受け取る
ユーカリツアーや希望者に圃場(田畑)を見せる。web等で現在の生育状況が見えるようにする。つくったもので収穫パーティをする。まずは人柄も含め知ってもらう。
引力増大モデル
1.コミュニティをつくる。参加する。
同じ趣味・サークル活動・仕事などに(ときがわカンパニーメンバーや起業塾メンバー、地元の付き合い、鳩山やときがわを中心とした活動をしている人たち)参加している人たちへのアピールをする”身近な人を顧客にする”。
モデル案
1.イベントをつくる。ユーカリツアー、畑見学ツアー、収穫祭など。”身近な人にしってもらう。”
2.モニターになってくれる人を探し生産物を無償で提供するかわりに宣伝をしてもらう”顧客への価値を高めてくれるのは顧客。
顧客継続成功型利益モデル
1.事業収入には柔らかいものと固いものがある
10年後に10%は響いた。農業は労働集約→資本集約に向かうからその後を想像する必要がある。すなわち利益の固定化。今すぐに考える必要はない。
2.顧客を成功させ続ける
顧客=購入者。生産物を扱うなら健康・快楽(美味しいor見た目)のどちらかか。他にも可能性はあるか。面白い生産物だったらどうか。安心できるレベルとはどこなのか”安心を守る”安心が目に見えること。
3.選択
固定費を減らし売上を上げる(範囲の経済)。
安心快適型利益モデル
何もしないで満足を与えられる事業は何ができるか。不安や不満に寄り添うと答えがありそう。顧客ひとりひとりにフィットしたものは何か考える。顧客の特定。
顧客密着型モデル
近くの人は会話をして仲良くなるだけでも買ってくれる(実際に買うと言ってくれる)。近い人にほど仕事をしているイメージを持ってもらう。人の話をよく聞く。相手のことをよく知る。顧客を特定する。
ブランド利益モデル
1.ブランド化は要検討課題(ロゴがある・覚えられやすい)分野が違う人たちと多く関わり生産物だけでは無く他分野にまたがったブランドを作る(同業他社ではあまり見ない)
同時に社会性を刺激できると非常に良い。後々活かせるアイデアを溜めておく。
その他
同業者向けサービスを考える。
同業者=生産者の売る場所を作る。生産物を売れる方法を考える。生産効率を上げる情報の提供をするなど。後々活かせるアイデアを溜めておく。
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●Nさん
課題図書「10の利益モデル」を読んで
デザインは価格設定が非常に難しいです。どうやってどんな利益を載せていくのか、価格に説得力が伴わせるか、とても考えさせられました。
2つ、自分の仕事としてプランを思いついたのでメモします。
1「先行者優位のノウハウ」
比企地域に印刷物デザイナーの需要は少なからずある。そして今私はその需要を独占できると確信しました。
利益率の高い仕事のみ受けることでスケジュールと資金に余裕をもたせ、本当にやりたい仕事(地域ブランディング)が来たときに、利益が出なくてもとびつけるような環境を作りたいです。関根さんが実践なさっている「企業向けセミナー(高利益)と起業家支援(やりたいこと)のバランス」を参考に、価格設定を考え直します。
2「先に価値を与える」
チラシ作りという商品を先に体験してもらう手法として、街紹介のフリーペーパーを考えています。
自費出版でこういったものを作り、自治体や商店に利益(無料で美しく宣伝してもらえる利益)をあたえ、そこから高額商品の受注に繋げていくことを考えています。
私が実現したい夢は「比企のブランド化」です。子供が大きくなったときに「比企で生まれ育った」ことを誇りに感じてほしいと願っています。
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●尾上さん
課題図書『10の利益モデル』の中から、私は、フライングスタート型利益モデルが、まさに今の私にあてはまり興味がありました。
既存の不動産会社は、空きアパートの管理や売れない土地や中古住宅をかかえ大変な時代です。
私は、昨日、寄居町のセミナーに参加した帰りに『1月に、空き家の悩みをかかえている人達の募集をかけよう』と決ました。商工会の広告で募集します。幸い、私は、まだ不動産業は登録できていませんし、巷の不動産屋は賃貸の繁忙期ですし、丁度よいです。
まずは、住民の意見を直にきいてみることにきめました。そこが出来ないと空き家を発掘する事ができないからです。フライングスタートのネタは、ありそうで『これ』といったものがありませんが、動いていれば見つかる確信はあります。(なんとなく見えています)
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●栗原さん
課題図書・顧客成功型利益モデル:顧客を成功させ続けろ!
すべてのビジネスの成功のポイントは「顧客を成功させる」
〇B2Cで行う美容整体は顧客の不調や悩みを解消し、顧客のベネフィットを提供する。現在B2B営業をしているが、人事担当者を成功させる(満足させる。出世させる)
目的を達成すると、さらに自社が次の成功の手助けが出来るというモデルができ上がる。すると半永久的に「利益の道」が開かれることになる。
〇現在、外資系金融機関と仕事が生まれそうだが、まずは担当者を満足させる。次に手助けができるモデルを意識して取り組んでいきたい。
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皆さん、ありがとうございました!
明日が楽しみですね。
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