(上の「グラレコまとめ」は、参加者のリエさんが作成)
比企起業大学 総長の関根です。
2021年9月11日(土)13時30分~15時30分@Zoomで、比企起業大学 特別講座「ミニ起業の鉄則!小さく始めて、長く続ける商売のポイント」を開講しました。
お申込み者は13名、うち10名が参加、3名が見逃し配信となりました。
どんな内容だったか、講師の風間さんがまとめてくれたチャットを基に共有します。
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1.オープニング
- 参加者自己紹介
・お名前 ・講座への期待、参加理由
○渡部さん
・さいたま市
・長く続けるというタイトルに魅かれて。
○今永さん
・鳩山町
・お菓子を作っている。
・勉強が足りない。
○楠田さん
・坂戸市
・比企起業大学21春に参加。
・まだまだ学ぶ必要がある。
○Hさん
・楠田さんの紹介で参加。
・飛び入りで参加。比企起業大学のことも分かってない。
○鈴木さん
・さいたま市
・ミニ起業について学ぶ良い機会。
・来年4月から、社員を地方に派遣して、新規事業を予定。今、面接中。
○栗原さん
・滑川町
・比企起業塾1期~4期までサブ講師。比企起業大学大学院の講師も。
・こういうご時世だからこその商売のポイント。
○みつさん
・比企起業大学21春に参加。
・地方公務員として仕事を続けている。将来、自分一人で生きていけるよう。
・コロナ禍で、個人事業も変化。どう事業を継続させていくか。
○風間さん
・20年4月に独立起業。
・始めるのは簡単ですが、長く続けるのが重要。
○林さん
・自転車で移動中。
2.小澤さん講座
「ミニ起業の鉄則!小さく始めて、長く続ける商売のポイント」
●日本経営合理化協会
・創業55年目。
・顧客は、社長 2~3代目も多い。
・経営セミナーと書籍、音声・映像教材を企画
●長く事業を続けていくために押さえる「4つの変化」
・長く続けている社長は、「時流を押さえる」+「キャッシュ」を大事にしている。
・顧客、自社、社会の影響、未来の市場
・横田尚哉先生の教え
・お客様の変化と自社がズレると、売上減になる。
・目的を変えずに、手段を変える。
・今までの習慣が、コロナによって変わった。
・時流の変化に、自社を合わせ、お客様とのズレを修正する
・社長は、情報を取り続け、学び続ける。
・長く続いている社長に、共通しているのは、仕事にまじめな点。
●事業経営の四大体系
・何のために:理念、哲学、人生観、ロマン
・儲かる方向性:戦略、時流
・戦い方:戦術
・数字:目標
●経営は、経験の科学
・「先人の経験」から学ぶ
・収録物において、講師が伝えたいポイントは、自然と語気が強くなる。
・車の移動中に、講演録を聴く。
・講話録は、決断と実践の宝庫
・1985年、孫正義さんが、28歳の時に、日本経営合理化協会で講演。
・一番最初の講演が、一番面白い!人間味が一番出る。
●本日の講座内容(踏むべき6つのステップ)
1)時の流れを知る
2)売上が一番大事
3)トガらせる
4)歴史とストーリー
5)市場を知る
6)お客様に届ける
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1)時の流れを知る
・基本的な事業計画を考え、何パターンかを持つ。
・困った時、どうするか。行動基準等を、考えておく。
・今の景気のままならこうする。上向いたらこうする。下がったらこうすると、3パターンを考える。
・マクロから見た日本「人口減少する日本」「人口増加する世界」
・アメリカだと、人が採れない。給料あげても人が来ない。
・日本は金融緩和。世界は金融引き締めへ。
・巡り巡って、自分の事業に影響が出てくる。
・市場の変化
・総合を目指すよりも、引き算して専門化した方が、業績が良い。
・物事は螺旋階段を上るように進化。
・絞れば絞るほど、業績が上がる。
・市場の変化で、業界も変化する。
・2017年に出版社の業績が上がった。
・Webコミック、電子出版のお陰。昔のマンガ本が売れた。成長産業に。
・デジタル化、DXによって、事業が大きく変わった。
・周りの変化に目を向ける。
・事業計画は、景況を踏まえる。まさかの坂の時に、どうするか?
・間違ったら引き返す。
・旗を立てると、進んでいきやすい。
・変化によって、新規事業が生まれる。
○鈴木さん
・大企業だと、体力があるから持ちこたえられるが、ミニ起業だと厳しい。変化への乗り方をどうすれば。
→ (小澤さん)
・新商品1つでも、ミニ起業の場合は、新事業と捉えられる。
・それによって、競合も変わってくる。
—
2)売上が一番大事
・キャッシュがあれば、潰れない。
・信越化学の金庫番 金児さん。
・売上を稼いでくる営業が一番大事。
・売上=単価×数量
・値段を下げたら、上げることは難しい
・販売方法は、5つしかない
①訪問販売
②店頭販売
③媒体販売(ネット)
④展示イベント販売
⑤配置販売
・販売方法が増えるほど、売上が上がる。販路を広げる。
・直販で、顧客リストを増やす。
・お客様目線で考え、自社が出来ることを考える。
・自社はどの販売方法か?複合化できるものは無いか?
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3)トガらせる 「引き算してから、掛け算する」
・「町の発明家になるな」
・良いものを作っても、誰も知らないと、売れない。
・お客様のニーズを見てから、モノを作る。
・シンガポールは、日本に観光の営業で「マーライオン」を売り込んだ。
・岩崎邦彦先生の教え
・自社名と言ったら、○○だ。
・お客様の頭の中の占有率を高める。
・お客様に訊いてみる。
・くさびを刺して、広げていく。
・「小山ロール」フラッグシップ商品。
・賞味期限の短いものと、長いものを組み合わせる。
・「エシレ」のバターケーキ。1日15個限定。1個5,000円強。これ欲しさにまず店に来て、他のものを買って帰る。
鈴木さん:
・そういえば、尼崎の友人がわざわざ1時間以上かけて行くって言っていました、パティシエ エス コヤマ
https://www.es-koyama.com/access.html
・マクドナルドの競合はどこか?
・シーンによって顧客が変わる。
・佐藤義典先生の教え
・「使うシーン」によって、市場や競合が分かる。
・ワークマンプラス 作業服→新業態
・B2B→B2C スピーカーを小型化。
・自社の競合はどこか?自社の顧客は誰か?
・ライバルを特定する方法
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4)歴史とストーリー
・モノがあふれる時代には・・・
・商品、サービスのルーツを知る。そこに、ブランド化のヒントもある。
・田所商店 味噌ラーメン専門店。味噌の醸造元。味噌の効果。半分は「予防医学」の手伝い、半分は「商い」をする。
・商品を分解する。価値を知る、固定観念を無くす、顧客が欲しがっている機能を見る。
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5)市場を知る「売る前に、売上を知る」
・国のデータを使い、自社の商売のサイズを知る。
・福山誠一郎先生の教え
・データとして使えるのが、3つの指標
・市場サイズを知る
・豆腐の市場は? ときがわ町 4753世帯
年間 4143円を使っているとすると、
4143円×4753世帯=19,601,679円が、シェア100%
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6)お客様に届ける+まとめ
・知らなければ、誰も買えない。
・探すときは、どのように探すか?
・人から聞いた後、何をするか?
・多くは、ネット、スマホを使って、調べる。
・「トラップ販売」調べた時に、あるようにしてあげる。
・自社サイトよりも、アマゾンの方が安心感がある場合もある。(e託での出店)
・シンボルを作る(マーライオン)
・自社商品のルーツ
・固有名詞にする
・顧客接点の軸を決める
・想いを変えずに、商品、サービスを変える
・壱番屋・ガトーフェスタハラダ・エニシング
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●質疑応答
○林さん:
エニシングさんは工場に木が多く使われていたが、こだわっている?
→ (小澤さん)
・聞いたことがないので分からない
・企業は生き物。時代と共に変化していく。
○みつさん:
・良い計画とは?計画疲れもある。計画の中で最も大事な点は?
→ (小澤さん)
・最初は粗利がまず重要。手がねさえ分かっていればOK。これを売って、これだけ残るというふうに。
・殆どの企業は、後から振り返ってみれば結果的にそうだったというところが多いのが現実。時代にあわせて変化する。
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●ふり返り「学んだこと・気づいたこと」
〇鈴木さん
・幾多の経営者にお会いして、話を聞いている方が持つ言葉の「重み」がありました。また、いい意味での「計算高さ」が垣間見れたことも意外な発見でした!!
〇栗原さん
・振り返り たくさんの金言ありがとうございました! 気になったワード ・変化・キャッシュ・螺旋階段・密着
〇みつさん
・今日はありがとうございました。具体的なヒントがとても参考になりました。
・事業が少しずつ変わっていっても良いというのは励みになりました。
〇楠田さん
・具体的な企業名(知っている企業・知らない企業)がたくさん出てきて、事例ベースに考えるのは楽しかったです。個人に対する問いかけもあって考えさせられました。「届ける」に関する章でマーケティングの話も参考になりました。
〇Hさん
・経営面の話を初めてきけて面白かったです。
・やりたいことがない、どこからが起業?など疑問に思っていたけど、セミナーを受けたあと、自分がやっていた経験が色々思い出された。
〇渡部さん
・今日はありがとうございました!歴史とストーリーの部分はとても面白かったです!
・田所商店大好きです 笑 毎回あの文章は読んでいます。
〇真弓さん
・色々な成功者の方々の例をきけたり、お菓子を作っているので小山さんやエシレの話はさらに興味深く聞けて良かったです。
・アーカイブでまた復習します。
〇林さん
・大人になってからの仲間は貴重ですね。皆大事にしましょう( ´∀` )
最後は、小澤さんへの感謝の気持ちを込めて「小澤のO(オー)」マークで、記念撮影。
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参加して下さった皆さん、そして講師の小澤さん、ありがとうございました!
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