ときがわカンパニー代表の関根です。
2018年5月21日(月)15時~20時30分@神田なみへいで「ロジックモデル」作りに参加してきました。
オーナーの川野さんのお誘いで、ラーンネクストの栗原さんと一緒に行ってきました。
野呂さんから「川野さんのやっていることは、社会的に意義あることだけど、それを他の人に分かりやすく伝えられるよう、数値等を入れたロジックモデルを作ってみたら」と提案されたそうです。
そこで、なみへいの今後の事業を「見える化」し、他人(行政や金融機関等)に分かりやすく伝えられるよう「ロジックモデル」を作ることになりました。
「ロジックモデル」とは、事業の論理構造(ストーリー)を明確化し(仮説として)意図した結果(=アウトカム)の達成(見込み)状況や、それに向けたプロセスの有効性や効率性を見ることで、プログラム改善の示唆を得る、ものだそうです(野呂さんの資料より)
私達(ときがわカンパニー)を誘って頂けたのも、地域で似たような活動をしているから、参考になるのでは、という川野さんのお心遣いでした。
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川野さんとは、2005年に独立した直後からお世話になっています。当時、川野さんが代表の「NPO法人キープラネット」(起業家ネットワーク)に、私も所属させてもらっていたからです。ここで知り合った起業家の方々の中には、今でもお付き合いが続いている人たちもいます。(そういえば、弊社顧問弁護士の島村先生とも、キープラネット主催のセミナーがきっかけでした。もう13年ぐらいの付き合いになるんですね。)
川野さんが、飲食店経営経験がない中「なみへい」を始められると聞いた時はびっくりしましたが、その後も約10年、続けてこられたのが、すごいです。10年の間に、私達も講師仲間達と一緒に、なみへいに行って、美味しい食事とお酒を楽しませて頂きました。今は新しい環境でお仕事をされている料理人の方々に感謝です。
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当日は、私達の他に、NPO法人ワップフィルムの高橋監督と菊地さんも来ていらっしゃいました。そして、川野さんの息子さんもいらっしゃいました。今後は、川野さんと息子さんの二人が中心になって、事業を進めて行くそうです。親子で、事業に取り組まれているのが、素晴らしいです。
進め方は、だいたい以下の流れで、約2時間30分ぐらいでした。
1.ビジョンの明確化
2.制約条件(SWOT分析)
3.活動(やること・事業)
4.アウトプット(活動水準・目標・数値・定量的・把握しやすいもの):ここまではやる。
(成果の受け手:Customer) その結果、
5.アウトカム(意図した結果・定性的状態・アンケートで測定・半分は納得):たぶんこうなる。
短期(1~3年)中期(3~5年)長期(5年~)
6.ビジョンに到達
私の理解の範囲ですと、
「~というビジョン実現のために、~という活動を行う。これらの活動では、~という水準を目指す。
その結果、~という状態になり、ビジョン実現に近づく。」みたいな説明になりそうです。
川野さん達としては「人を武器に移住する」という観点から
・地方は人を呼べない
・都会の人は、人のつながりをもっている
・その人のつながりを武器に、地方に入って行ってもよいのでは。
と考えているそうです。
平成30年度は、千葉県いすみ市での事業を通じて、今回考えたロジックモデルを実践されるそうです。楽しみですね。
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17時30分~、川野さん達のご厚意で、懇親会も開催して頂きました。
高橋監督と菊地さん達が作られた「未来シャッター」という映画は、70分の映画を皆で見た後、ワークショップを行うことで「意識改革・行動変容」につながるものだそうです。研修との共通点も多く、とても興味を惹かれたので、まずは、その映画を見に行ってみようと思います。
川野さん、貴重な機会をありがとうございました。
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