山伏の瀧田さん達と、三峯奥駆修行に行ってきました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2023年11月4日(土)山伏の瀧田さん達と、三峯奥駆修行に行ってきました。

今年は、10月の「三峰山(国峰)登拝修行」が、次男(小3)の運動会と重なり、参加できなかったので、無理を言ってお誘いし、付き合って頂きました。

今後のために記録を残しておきます。

===

●準備物

0)服装

・上下服(いつものレインスーツ) ・Tシャツ下メッシュ服 ・白足袋 ・防寒ジャケット ・手袋 ・帽子

・ヘッドランプ(4時~6時)←電池切れに。事前のチェック重要。

・金剛杖

1)リュック内

・朝食と昼食(おにぎり5つ)・軽食(チョコスティック)←小さい羊羹も良かった。

・飲み物(500mlのペットボトル3本)←650mlの麦茶2本、500mlの水1本。ギリギリ足りました。

・お経、数珠、略袈裟 ・スマホ ・絆創膏等

2)車内

・着替え(Tシャツ、パンツ、ズボン、靴下、上に着るもの)←温泉に行った後、着替える

・温泉用 タオルとバスタオル ・靴  ・スマホ充電池←リュック内にいれておくべきだった。途中で切れた。

===

1時起床。1時半、出発。

2時半、西武秩父駅そばのコンビニ(近くに24時間営業のすき家あり)で、カップうどんを頂く。

オニギリ5つ、チョコレーバーを1つ購入。

3時半、三峰神社着。駐車場奥の「登山者用駐車場」に停める。

瀧田さん、Sさん(瀧田さんの知人)と合流。

4時10分、出発。

まずは、妙法ヶ岳へ。

私は、後詰で一番後ろを歩きます。だんだんヘッドランプが弱くなり、消えてしまいました。仕方ないので、前の人の明かりを頼りに進んでいきます。

途中、Sさんが体調不良を訴えた為、瀧田さんと、Sさんのリュックサックを交互に背負い、進んで行きます。

奥宮に、鎖を頼りに登る手前で、リュックを置き、上に上がっていきます。

5時、奥宮着。

瀧田さんが用意してきた火をセットし、最初のお勤め(読経)をします。

山の向こうが、白んできました。

Sさんが予備で持って来ていたヘッドランプをお借りして、また進んで行きます。

地蔵峠。

可愛いお地蔵様がいます。

まずは、霧藻ヶ峰に向かいます。

朝日が鮮やかに差し込んできます。

紅葉が見事です。

手前の山の右上のほうが、さっきまでいた奥宮だそうです。

秩父宮様のレリーフ。ここまで革靴とパンプスで来られたそうです。凄いですね。

6時半、霧藻ヶ峰休憩舎に到着。(その手前にトイレ有)

マスターが、薪ストーブに火を入れてくれています。リュックを背負って、汗で冷たくなった背中に、暖かかったです。

ここで朝食。オニギリ3つを食べました。まとめて食べるよりも、休憩時に分散して食べた方が良いそうです。(おにぎり5つ買ってきて正解でした)

7時、出発。

お清平。(ここからエスケープルートがあるそうです)

Sさんが、体調不良で、ここでリタイヤ。少し休んでもらってから、先程の休憩舎に戻り、待機してもらうことになりました。この後の道のりはかなり大変だったので、賢明なご判断だったと思います。

前白岩の肩。

メインの白岩山の「プロローグ」であり、かつ、まだ「肩の上」だそうです。

瀧田さん曰く、「この後の坂が、足に来るんだよね」とのことでした。

7時50分、前白岩山。

8時10分、白岩小屋。

瀧田さんのFB写真は、ここで撮ったものだそうです。

8時30分、白岩山。

ここで、2回目のお勤め(読経)をします。

芋ノ木ドッケ。

ときおり、平坦な道があり、とても歩きやすくなります。(写真を撮る余裕も出てくる)

大ダワ。

男坂を登って、

雲取山荘へ。

9時50分、雲取山荘着。

途中まで一緒だった男性と合流。ブラックサンダーミニをもらいました。疲れた体に、甘みが染み渡ります。

残していたオニギリ2つを食べます。

山荘にいた妙齢の女性と話していたら、

「小熊と一緒にいる母熊は襲ってくる。私も襲われたことがある」

と言うので、「え!その時、どうしたんですか!?」と聞いたら、

「投げ飛ばした」

「へ?」

「向こうも4つ足。こっちも手が2本、足が2本あるから、襲ってきたところを投げ飛ばした」

とのことでした。柔道の巴投げみたいな感じだったのでしょうか。

よくわかりませんでしたが、無事で何よりでした。

10時45分、雲取山山頂着。

瀧田さんが、「行者の護摩焚きは、この先でやったと思うんですよ」

「こっちに、関根さんに、ぜひ見せたいものがあるんですよね」

ん?

おー! なんと! 富士山でした!

雲取山から、富士山が大きく見えます。感動です!

瀧田さんが「あれ!? もしかして、Mさん?」と声をかけています。

なんと!仕事で知り合った方が、たまたま山登りに来ていたようです。ものすごい偶然ですね。

富士山を見ながら、3回目のお勤め(読経)。

周囲の登山者の方々の目線が痛かったですが、変に恥ずかしがっても仕様がないので、どうどうとお経を読みます。

瀧田さんと記念写真を撮ろうと苦労していたら、トレイルランニングに来ていた男性が「撮りますよ」と写真を撮ってくれました。

「なぜか、後光みたいな光が入りますね」

写真を撮って下さった方、どうもありがとうございました。

===

11時15分、雲取山から、三峯へ戻ります。

普通は、雲取山で一泊(山荘泊やテント泊)する1泊2日のコースだそうです。

そこを、日帰りで、往復するのが、山伏さん達の「三峯奥駆修行」のようです。

瀧田さん曰く「三つの峯:奥宮、白岩山、雲取山だから、三峯なんですよ」

雲取山から、降りは、女坂を通りました。

帰りも、ひたすら歩きます。

降り坂では、腿ががくがくしないよう、金剛杖で、ブレーキをかけながら、小走りで進むやり方を教わりました。

瀧田さんから、「このペースでついてこられるのだから、関根さんは、山伏の中級レベル以上ですよ」と褒められました。

「やっぱり、1時間でも山を毎日歩いていると、身体ができてきますよね」とのことでした。

嬉しいので、これからも山歩きを続けます。

13時45分、お清平着。

ここで、また男性から、羊羹を頂きました。ありがたかったです!

14時、霧藻ヶ峰の休憩舎に到着。

待機していたSさんと合流。ジャズが流れる店内で、コーヒーを飲んだり、山を眺めたり、店番を手伝ったりと、楽しい時間を過ごされたようです。

瀧田さんが、「コーヒーセット」をご馳走して下さいました(私が現金をもっておらず。今度は、3000円ぐらいは持っていた方がいいですね)

豆から淹れた珈琲と、甘い焼き芋が、疲れた足に染み渡ります。

更に、マスターによる歌のサービスもありました。山に響く歌声、いいですね。

14時30分、出発。

15時30分、三峰神社駐車場着。

お参りして、大島屋の奥さんにご挨拶をして、帰ります。

16時20分、三峰神社発、大滝温泉へ。

17時、大滝温泉。疲れた足と肩に、温泉は最高の贅沢です!

18時半、西武秩父駅前、瀧田さん御用達のお店へ。(Sさんがご馳走して下さいました。ありがとうございます!)

お薦めの和風ラーメン。

優しい味が、疲れた体に、ちょうどいいです。

カボスを絞って入れて、味変も楽しみました。

19時、家族へのお土産を購入。

19時半、秩父発。20時半、ときがわ着。

===

瀧田さん、Sさん、楽しい時間をありがとうございました。

日々のトレーニングとして、近所の山歩きは続けていきます!

===

●結果

・約11時間、12㎞、36000歩ほど

===

●備忘録

瀧田さんが「今度、またときがわで何かやりましょう」と言って下さったので、「椚平・西平」あたりを歩くツアーを企画予定(24年2月中旬ごろ)

===

●瀧田さんのFB記事

瀧田 浩貴 顕浩 – 三峯奥駆修行 三峯神社を朝四時に出立して、奥宮、白岩山、雲取山へのピストン… | Facebook

以下のボタンでシェアできます