秋の卓球カフェ、第2回目が10月20日に行われました。その様子を、シェアハウスまちんなか住民 青が、お伝えしていきます。(上のチラシも、青ちゃんが作成)
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早速寛人くんとお友達が和気あいあいと卓球をしています。続いて小原さんがやってくると、キッチンカーのお会計の周りにハーブの組み合わせが書かれた瓶を並べていらっしゃいます。
ハーブティー以外にもコーヒーのラインナップとして、タンポポコーヒーとチコリコーヒーの2種類ご用意されており、本日は後者をいただきました。普段飲んでいるコーヒーとは違う木の実のような甘みを感じます。
のらりくらりコーヒーを飲みながら「今日はどなたか来てくれるのだろうか?」と17時半が過ぎている時計をついをちらちらと横目でしてしまいます。そんなもどかしさを察してか否か、1名の男性・大井さんが来てくださいました。
iofficeに入ると開口一番、関根さんに向かって「覚えていますか?」と尋ねると、関根さんも「顔は分かるんだけど…」ともどかしい口ぶりです。聞けば大井さんはアスカ先生の名で親しまれる寛人くんが通っていた保育園の先生だったのです。現在は役場で働いており、チラシでイベントを知ってお越しくださいました。観光推進室の伊得さんも来てくださり、本日の試合が始まります。
最初は大井さんと伊得さんの対戦。開始直後から大井さんの動きに「手首が一瞬消える!」「スネークサーブだ!」と声が上がります。というのも、大井さんは小中高と毛呂のクラブに所属してがっつり卓球をされてきたご経験があるのだとか。
よく見ると大井さんの右ひじの内側はラケットを振り続けたことにより隆起しており、これまで積み重ねてきた練習量を物語っています。
↑分かりにくいのですがラケットを持つ腕のほうが太いです…
大井さんが勝ち上がりると、決勝戦である寛人くんとの試合がスタートします。元担任の先生として手加減するのかと思いきや、むしろ球速は増すばかり。容赦なく寛人くんのコートへピンポン玉を打ち込み、本日の優勝を飾ります。
寛人くんにとって大井さんの参加は玄人から技を盗む絶好のチャンスに変わったようです。サーブの仕方を直接教えてもらい、その場で試していく姿は素直そのもので、淀んだ私の心には非常に眩しかったです。大井さんが伊得さんや関根さんと試合する間もそのフォームをじっくり観察しています。
繰り返す試合のローテーションに「こんなにきちんと卓球をして汗をとは思わなかった」とこぼす伊得さん。観光推進室は発足直後からコロナ禍で、商品券を配る以外の仕事はしていないと冗談交じりに仰られていましたが、今日もきっちり働かれてきたことが伺える発言です。
観光客に向けての発信だけではなく、住民に町の観光資源を認知してもらうのも観光推進室のミッションの1つなのだそう。複数の小さな観光スポットに人が集まっているからこそ、長くときがわ町に住んでいる人に今の活動に関心を持ってもらいたい、と町長含め考えられているそうです。
最後のダブルスで関根さんと寛人くんが親子の結束力を見せて勝利をすると和やかに解散になりました。
帰ってからも気がかりだったことがあります。長く住むわけでもなく、観光に注力するでもない、このイベントでもぎこちなく最下位決定戦の卓球をすることしかできない私が観光に歩み寄る方法です。
冬のときがわ町の観光スポットは「花がないから厳しいけど…星と温泉と食かね」という伊得さんの言葉を思い出し、次回までにひもかわうどんを食べる決意を固めました。11月10日も安定感のある最下位プレイヤーとして皆さんのご参加をお待ちしております!
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「秋の卓球カフェ」を開催します!
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