「山で起業」

ときがわカンパニー代表の関根です。

2018年5月7日(月)11時45分~13時、東村山市から「山で起業したい」と考えるAさんが、iofficeに起業相談にみえられました。

やまんなか」を管理運営するiofficeシェアメンバー 尾上さんからのご紹介です。

当日は「木の専門家」関口会長もいらっしゃいましたので、一緒に相談に乗ってもらいました。

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・2007年に薪ストーブを購入して以来、山に関心を持っている。
・森林ビルダー養成コース@寄居(NPOこぴす高橋さん)に参加。
・山仕事に必要な資格を複数取得。
・ロープワークによる自伐型林業を行いたい。
・炭焼き(新潟県十日町では、7年で一回りの炭焼き業を行っている)も。
・バイオマス発電により温水を作れれば、冬に作れない作物も取れる。
・「鋸谷(おがや)式」間伐は参考になる。
・土場(どば)もほしい。
・ときがわ町は、森が深い。
・上記活動ができるようなフィールドが探せれば。
・小さく堅実に、山仕事を行い、いずれは放置林をフィールドにできたら。
・68歳の自分が、山の仕事で食べていければ、後に続く若者が出てくるかも。
・90歳まで仕事をしたい。

(関口会長の言)

・ときがわ町の雑木(ぞうぼく)は、町の森林面積の3割。
・針葉樹は、燃やした時の火力が弱い(すぐ燃え尽きてしまう)
・伐採業や製材業で、現在事業をしている人に話を聞いてみては。

関口会長の助言もあり、まずは林業に詳しいIさんを紹介することになりました。

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Aさんは、現在も別の企業を経営されていて、コンピューター関連で、研究者の方々と、幅広いネットワークを築かれています。そのような方が「林業で食べていけるようにしたい!」という想いを持っていることに感銘を受けました。

こういう方が、仮にときがわ町の放置林をフィールドに活動されたら、様々な波及効果があるような感じがします。

私も微力ですが、お役にたてたらと思いました。

(Aさん、本日はありがとうございました。)

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後日、Aさんには、産業観光課のIさんをご紹介しました(2018年5月28日面談)多くのご助言を頂けたので、それらを活かして次に進んで頂けたらと思っています。

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