(上の写真は、吉見町・吉見中学校)
ときがわカンパニー「ときがわ方式」拡販事業部の林です。
吉見町新井町長のご厚意により、吉見町の「内装木質化」施設の視察に伺いました。
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まずは平成26年度に内装木質化工事を行った吉見中学校におじゃましました。
「やっぱり木は落ち着きますね」
とのお言葉は、校舎をご案内してくださった田辺教頭先生。
以前、ときがわ町の玉川中学校に赴任されていました。
木の良さをよくご存知の田辺教頭の実感がこもった感想は説得力があります。
「コンクリートの壁だと、背中から寄りかかった時に無意識に足の裏が壁に当り、壁に足跡がつくことがあるんですが、木質化した壁には足跡がほとんど無いんですよ」
見ると、確かに足跡と思われるものは見当たりません。
教頭先生によると、コンクリートの学校よりも内装木質化した学校のほうが明らかにその傾向があるとのことでした。
教育委員会のアンケートでも、木で学校をきれいにしてくれてありがとう、という子どもの声があるようです。
きれいに使おう、という気持ちに自然となるのかもしれませんね。
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次におじゃましたのは、平成27年度に普通教室の内装木質化工事を行った吉見北小学校。
「工事完成後の夏休み明け、登校して来た子どもたちの歓声がすごかったんですよ」
ご案内いただいた小林教頭先生が嬉しそうに話してくれました。
「内装木質化したことにより、音が柔らかくなりました。声の響きが違うんですね」
「子どもたちの顔が、コンクリートの時よりも明るい色に見えるのが良いですね」
確かに、日差しを反射した教室は優しい太陽の色。
子どもたちの笑顔が映えるのも納得です。
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続いて、平成23年度に竣工したよしみけやき保育所におじゃましました。
途中合流してくださった、吉見町教育委員会の大野課長とともに視察です。
よしみけやき保育所は大野課長が内装木質化に初めて取り組んだ建物。
思い入れもひとしおのようにお見受けられました。
保育所内をご案内してくださった関口保育所長は、開所時から4年半、インフルエンザにかかる子どもが少ないということを実感しているそうです。
不具合はないかとお尋ねしたところ、引き戸に歪みが出ている箇所があったが、ドアの戸車を直して今は問題ないとのことでした。
日差しが射しこむところは多少木材の日焼けが見られますが、
「それも味だよね」
という大野課長のお言葉が印象的でした。
「冬の日差しは暖かくて、小さい子にはとても助かるんですよ」
と保育士さんもおっしゃっていましたね。
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本日最後におじゃましたのは、平成25年度に内装木質化を実施した吉見保健センター。
出迎えてくれたのは、健康推進課の横田係長と安孫子課長補佐。
「エントランスに入ると、木の香りがフワッとして良いんですよね、と利用者の方に言っていただけます」
また、夏は暑くないし、冬は暖かいとの声も届けられているそうです。
施工業者さんの丁寧な細工に、木への愛情が感じられますね。
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本日は4つの施設を見学させていただきました。
内装木質化の様々な顔を比較でき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
お忙しい中、同行いただいた大野課長をはじめ、便宜を図っていただいた関係者の皆様、どうもありがとうございました。
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