本屋ときがわ町を続ける理由

ときがわカンパニー代表の関根です。

2021年7月18日(日)第28回本屋ときがわ町を開催中に、出店者のユカさんと、雑談をしてました。

その中で「私(ユカさん)も、鳩山マルシェで、古本市を始めるようになって、関根さんが、本屋ときがわ町を続けているのって、すごいなあと。朝早くに来て、汗かきながら準備もされてて・・・」と言われました。

ユカさんからは、後日、下記メールも頂戴しました。

私もマルシェでやるようになって準備や周知、出店者集め等、すごく大変なんだなと実感して、2年以上続けてらっしゃる関根さんすごいなぁと改めて思った次第です。

2018年12月に「ときがわ町に本屋を作ろう!」プロジェクトをスタートし、2019年4月から「本屋ときがわ町」を、月1回ペースで開催してきました。

改めて、何で続けてこれたのかなとふり返ってみると・・・

・やっぱり良い出店者さんに恵まれたのが大きいかなと。

毎回出店して下さる「雑本×民俗学のノユークさん(風間さんご夫妻)」「移動絵本屋てくてく(小原さん)」といったレギュラー陣以外にも、多くの方々にご出店頂きました。

・あと、何と言っても足を運んでくるお客様や、差し入れまでしてくれる仲間の存在があるからかなと。

よく足を運んで下さるKさんご家族や、「ときがわカンパニー通信を見て」と言ってきて下さるときがわ町近隣の方々、比企起業大学の仲間たち等。本当に、いつもありがたいです。

全然人が来なくて寂しい日もあれば、ひっきりなしに人が来てくれる日もあったりと、「待ちのお店販売」の楽しさと難しさを実感しています。

・また、本屋ときがわ町内でのワークショップやセミナー等が、ミニ起業に向けての最初の一歩の場になればと思っています。

比企郡の方々が、小さくお金を稼ぐ最初の一歩として「本屋ときがわ町」を使ってもらえたらと。そういう意味では、ドレーパー愛さんの「手ぬぐいワークショップ」とかも思い出深いです。

・元々、本屋が無い町、ときがわ町に「本を買う楽しさ、本を売る楽しさ、本を作る楽しさ」を味わってほしいという想いもありました。

・2020年春には、ポスターを風間さん、Hさんの協力で作成し「毎月第三日曜日」開催と、覚悟を決めて、毎月の日程をおさえたのも、継続できている理由かもしれません。もう逃げられないぞ!と。

・あとやっぱり、うちの奥さんの理解と協力があればこそです。また、次男(小1)を、風間さんのお子さんと一緒に託児をして下さるMさんの存在が大きいです。

・そして、そこまでして続けているのは「本屋ときがわ町」があることで、近隣地域の子供達の未来に、良い影響が必ずあると信じているからです。

私は「本からの学び」は大きいと、自分自身の経験から実感しています。学生時代よりも、社会に出て働くようになって、より本のありがたさを感じています。そんな影響力のある「本」と出会う機会を、なるべく多く作ってあげたい。それが、大人である自分の責務の一つではないかと考えています。

「本屋も無いところで、子供は育てたくない」というお母さんの一言も、本屋を始めるきっかけになりました。始めたからには、責任をもって、続けていきたいと思っています。

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改めて、多くの方々のお力添えがあるから、本屋を続けられているんだなと思いました。

皆さん、ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。

 

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