「鳩山町で育った若手経営者による起業&キャリア論」に参加してきました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2018年10月20日(土)18時~20時30分@鳩山町コミュニティ・マルシェで「鳩山町で育った若手経営者による起業&キャリア論」に参加してきました。

きっかけは、比企起業塾2期生 鳩山町コミュニティ・マルシェの菅沼さんからのお誘いです。

当日は、鳩山つながりということで、鳩山高校に通う長女(高1・合同会社maikka社長)にも一緒に参加してもらいました。

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参加費は無料で、ワンドリンクということで、ノンアルコールビールを頼みます。

ここのフランクフルトは美味しいので、本当はビールと一緒に楽しみたいですが、今回は娘と車で帰るので、お酒は我慢します。

菅沼さんの進行で、会が進んでいきます。

「比企起業塾」に菅沼さんが参加されるということもあり、私も少し自己紹介や今回の会への期待をお話することになりました。

講演者のお一人、元リクルート、元グーグルの和田さん(アクトデザインラボ株式会社)の自然体のファシリテーションで、私達も巻込まれながら、質疑応答が進んでいきます。

和田さん曰く「鳩山町は、ビジネスに適している。」

もう一人の講演者は、ヤマダ電機さんの工事を請け負う株式会社ジェイクサービス社長の山内さん。お二人は、ともに34歳。小学校、中学校と、鳩山町で過ごされ、サッカー部で一緒だったそうです。

山内さんは、事業を起こされた後、数年前に、実家がある鳩山町に戻られました。「鳩山町を心から愛している」という山内さんの基に、29歳を中心とする若手の従業員が集まり、ジェイクサービスさんを盛りたてています。

こういう会に、社員が集まり、社長の話に茶々を入れながら、楽しんでいるというのは、素晴らしいと思いました。これも、山内さんのお人柄なのでしょうね。

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会の中で印象に残った言葉を記録しておきます。

・グーグル時代に「イケてる旅先は無いか?」と聞かれた。「来る理由」を作れれば、そういう外国人は来る。
・東京の社宅とも言える鳩山NTには、元サラリーマンが3000世帯いる。一口いくらのファンドをつくり町の活性化に協力してもらうのはありかも。
・約10年、東京で仕事をして一段落した。東京だけでビジネスするのに飽きた。子供もできて、地元に戻る30代もいる。
・乗りがいい前向きな30代がいれば、より起業しやすくなるかも。仲間がいれば、起業しやすくなる。
・キャリアについて考える場を学校でもつくりたい。「働くとは何か」を、高校生に伝えるとしたらどうするか。

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20時30分、終了後、帰りの車の中で、長女に感想を聞いてみました。

私:「2時間半って長かったと思うけど、どうだった? ねむくなったりしなかった?」

娘:「う~ん、雰囲気が真剣だったから、真剣に聞かなくちゃと思って聞いてた。」

私:「お~、すごいね~。今回は大人が真剣に聞いてたからね。ちなみに、学校だと、たぶんダラッと聞いている子も多いじゃない。そういう中で、真剣に聞くのって大変じゃないの?」

娘:「確かに、男子は~、殆ど寝てるし~、私も眠くなるけど、頑張って起きてる。」

私:「お~」

娘:「一度、寝ちゃうと、“寝ても大丈夫なんだ”って、クセになっちゃいそうだから、絶対寝ない。」

私:「お~、すごいね~。 さっきの話に戻るけど、今回、特に、印象に残った話はある?」

娘:「鳩山町の土地が高くて、買う気にならなかったというのがあったから、せっかく環境がいいなら、安くして、若い人に入ってきてもらえばいいのに、とは思った。色々事情があるとは思うけど。」

私:「ま~、そうだよね~・・・。 あと、最後のほうで“働くとは何ぞや?”というのを、高校生の授業でやるとしたらっていう話があったじゃん。あれは、高校生のあなたから聞いてどうだったの? 和田さんの説明で、分かった?」

娘:「・・・働くのは、誰かを幸せにするっていうんでしょ。分かるような気もするけど、よく分からない。」

私:「確かに、働くって、最初の頃は、働いてお金をもらって、欲しいものを買うとか、“自分を幸せにする”ために働くってイメージかもしれないしね。」

娘:「そうそう!」

私:「それでも、働くことで、誰かを幸せにするって考えたら、例えば、あなたが職業体験した●●のお店の品出しで、誰かを幸せにするって言ったら、誰を幸せにする?」

娘:「・・・う~ん、幸せになるのかな~・・・」

(中略)

私:「あとさー、最後に、元リクルートの人で、いま学校の先生をやっている人が、“知らなければ良かった事”として、学校の先生の給料の話をしてたよね。年齢が上がれば給料が上がっていく“9時5時1千万円”の話。“こんなラクしていた人に教わってたんだ”って言ってたけど、あれって、いま高校生で学校に通って、先生から教わっているあなたから聞いてどうだったの? 知らないほうが良かったこと?」

娘:「う~ん・・・高校の社会の先生がね、“知らないと損をする”ことがあるって話してて、私、騙されやすいから、知っておいた方がいいのかな~って。」

私:「じゃ~、今回の話も、知っておいた方がいい事だったの?」

娘:「う~ん、確かにそんなにお金をもらっていて、ちょっとズルイって感じはあるけど、それを知っても、別にいいかも。」

(後略)

20時55分、自宅到着。

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長女と色々話ができる良いきっかけを頂きました。

菅沼さん、和田さん、山内さん、どうもありがとうございました。

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