MikaのBIOレポート@パリ(6)

ときがわカンパニー代表の関根です。

パリに行っているMikaさんから、レポート第6弾が届きました。

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ビオレポート 最終回!

パリでの仕事を終え、ヘルシンキ経由で成田空港に向かっています。
今回のパリ滞在中、ビオレポートを書く上で食に対して考える機会を頂きました。

食は生きる上で切っても切れないもの。

楽しく美味しく健康に!1番大切にしていきたい事でもあり、私の子育てで1番大事にしてきたことであると、改めて振り返ってみたりしました。母子家庭の我が家は、子供達が小学校を卒業するくらいまで、平日はかなり寂しい想いをさせてしまい、決して贅沢な食卓ではありませんでしたが、ご飯だけは材料と手作りにこだわり、大切な愛情表現の機会でした。それだけは、しっかり受け止めて育ってくれたと自信を持って言える今日です^_^

私たちの親世代が子供の頃は、ビオやオーガニックという言葉すらなく、それが当たり前であったはずですが、経済成長と共に大量生産、大量消費が当たり前になり、生産物のできる過程や成分等を無視する結果になっていきました。食とは、人を良くすると書くように、食べる事で栄養を得ること、そして幸せをもたらすもの。私たちの身体は食べたもの、飲んだものでできていますから、口に入るものの成長過程や成分はとても大切ですね。

いつでもスーパーの棚は、食品で埋め尽くされているのが当たり前ですが、本当に買いたいものが少ないと感じています。化学的なものが使用されていない食品を見つけることがスーパーでは難しいからです。

安いからではなく、健康に生きるために健康的に育った野菜、果物、肉、卵…を必要最低量購入し、大切に消費することが、これからより必要になるのではないでしょうか?そういった私たち消費者の選択の積み重ねこそが、市場を作っていくのではないでしょうか?目の前にある食品にただ受け身に、体に決して良くないものを口にし、踊らされるのではなく、私達の選択により市場が左右される構造にしていきたいと思います。

食品とどう向き合うかは、環境問題とどう向き合うのかと同様だと感じています。私達が吸い込む空気が綺麗であることは、口に入れる食品と同じくらい大切で、そして空気を綺麗に保つために、自動車を自転車に、歩きに、電車に変えること、そして地産地消の推進、プラスチック製品を避けることなどなど出来ることはたくさんあります。

ヨーロッパで、アメリカで、中国でもビオに目を向けている今、私達ももっと身近な大切な事に目を向けていきましょう!日本には元々素晴らしい食文化があります。少し時計を逆戻りさせ守るべき食文化(食材、調味料)を大切に、海外の方々にも胸を張って紹介できる日本でありたい!まずは自分が出来ることから始めてみませんか?

そして、小川町、ときがわ町周辺には、オーガニックの野菜の生産者が他地域に比べ大変多く、素晴らしい自然環境があります。最近ではありますが埼玉県比企郡の魅力を知ってファンになった私は、皆さんにもその魅力を知って頂きたいと思いますし、私自身ももっと良さを知っていきたいです!

ときがわカンパニーホームページ開設です

6回のつたないレポートではありますが、お読み頂きありがとうございました!

Mika

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Mikaさん、ありがとうございます! 6回のレポート執筆、お疲れ様でした。私自身、食について改めて考える貴重な機会になりました。どうもありがとうございました。

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P.S.

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