「リセット研修~山伏さんとの修行体験(冬編)」を開催しました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2021年12月11日(土)~12日(日)「リセット研修~山伏さんとの修行体験(冬編)」を開催しました。

うろ覚えですが、きっかけは、ラーンネクスト栗原さんが、比企起業大学・大学院「秋の交流会」で会ったりょーたろーと「山歩きしたいね」という一言だったと思います。

山伏の瀧田さん@所沢にご連絡し、日程調整したうえでの開催となりました。(瀧田さん、いつもありがとうございます!)

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12月11日(土)9時に、会場であるNONIWA@ときがわ町別所へ。少し準備作業をします。

瀧田さんも早めに来て下さいました。

10時過ぎ、参加者が集合。(参加者は、6名)

受付で、参加費を回収した後、

10時半頃、瀧田さんのオリエンテーションがスタート。

「体の不調を感じたらすぐ連絡」「それ以外は、私語厳禁」

といった注意事項が話されます。

「慈光寺さんに、奉納するお酒です。リレー形式で、各自が背負って、もっていきましょう」と、2㎏あるという一升瓶を掲げる瀧田さん。

「最初が一番きついのですが・・・」

と言うことで、トップバッターは、林さん@板橋区。さすがです!

「総礼(そうらい)」をしてから、山歩きに出発。

NONIWAの可愛い看板を背に、山に入っていきます。

「油こぼしの坂」を越え、

見晴らしの良い山頂にでました。

お~。さすが、林さん。いい表情ですね~。(撮影:Kazuma Kobayashi)

その後、雷電山の頂上で、

「お勤め(読経)」をしました。

一升瓶リレーは、第四走者のKazumaへバトンタッチ。

第三走者だったSさん曰く「背負ってる時は感じなかったですが、一升瓶を渡したら、背中が軽くなりました」とのこと。

川のそばで休憩。

本来は、この川で、水垢離をすることで、いったん死んで生まれ変わる「擬死再生」となるのですが、今回は説明のみで、水垢離はしません。

瀧田さんから、慈光寺の説明を聞きます。

狭山茶のルーツであったり、修験道との関わりであったりと、「慈光寺さんは、ほんと凄いお寺なんですよ。地元の方は意外とご存じないですが」とのことでした。

ここから、慈光寺の参道を登っていきます。

12時45分頃、青石塔婆で、昼食休憩。

うちの奥さんが握ってくれたおむすびが、マジ旨いです!疲れた体に元気がみなぎります。(ありがとう!)

慈光寺、到着!

第六走者のりょーたろーが、日本酒を奉納。

観音堂でお勤め。

瀧田さんに教わりながら、皆で読経します。

「おびんずる様」

本堂には入れてもらえず、外にいるお釈迦様の弟子だそう。

「味わい深いですね~」と、林さん。

そんな林さんが「みんなに」と、チョコを配ってくれました。なんか、後光がさしてる感じです。

16時前、NONIWAに到着。総礼をして、山歩きは終了。

泊組のために、テント設営。

20代のKazumaとりょーたろー組

VS

40代の関根とSさん組

で、「どっちが早く、テントが設営できるか」競争をします。

「う~ん、組み立て、難しいね~」

と、のんきな20代。

16時半、NONIWAから徒歩5分の温泉「四季彩館」に行って、冷えて身体を温めた後、

17時半、直会スタート!

(タープや炭火をセッティングして下さったNONIWAのエリーさん、ヘルプに来てくれたノリコさん、ありがとうございました!)

里山グリルさんのお肉を、

「このメンツだと、僕しかできそうにないので」と

栗原さんが、肉を焼いてくれます。ありがとう!

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その日の夕食メニュー

自家製ピクルス

すりおろしリンゴとスパイスのドレッシング 

グリーンサラダ エリンギのスパイスマリネ

発酵熟成豚のケイジャン挽き肉

カボチャのマリネ~ナッツとクリームバルサミコ ギリシャスマックディップで

地元野菜インカの目覚めと紅くるりパプリカ風味牛すじのグラーシュ

プライムブラックアンガス ハンギングテンダー

森の家のパン屋別注 里山グリルのチャパタ

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野菜もお肉も、マジ旨かったです。サイコー!(里山グリルのまささん、みほさん、ありがとうございます!)

皆で、飲み食いしながら、今日の山歩きをふり返ります。

(比企起業大学大学院1期生の尾上さんも、直会から合流くださいました。ありがとうございます!)

ストーブに火をつけるのも、不器用な二人。

22時頃、お開き。

泊組は、テントで就寝。

NONIWAさんのセッティング:シングルテント、空気マット、寝袋、湯たんぽのお陰で、寒さを気にせず、ゆっくり寝ることができました。

12月12日(日)朝、6時頃、起床。

山伏の瀧田さんは「ツェルト」です。「え!?これで寝るんですか?」という感じでしたが、「これだと軽いんで」とのことでした。

焚き火で暖まりながら、NONIWAさんが準備してくれた朝食を頂きます。

りょーたろーが焼いたホットサンド。

美味しそうです。

「やっちゃいました~」と、Kazuma。

真っ黒こげ。

彼の失敗から学び、私のは上手く焼けました。

肉まんも「弱火でやれば、よかったです~」と、また失敗したKazumaのお陰で、

私のは、中まで火が通り、ハフハフと美味しい肉まんが焼けました。

ホットサンドをむさぼる二人。

寝袋やマットを片付け。朝露で濡れたテントは、干して乾かします。

(NONIWAのエリーさん、たっちゃん、ノリコさん、ありがとうございました!)

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9時ごろ、セブンイレブン@田中で、岡野の兄さんと話をした後、iofficeへ。

昨日のふり返りを行います。

●りょーたろー

・想像以上に疲れた。脳疲労が気持ちよかった。

・下り坂で転んだ。前の人についていかなきゃという焦り。登り坂では、前の人が踏みしめてくれた足跡を追えた。そこに頼ることができると、楽になる。

●Kazuma

・自分の臆病さに向き合えた。「無理だ~」と思いつつ、一歩一歩進んでいけた。

・山にいたら、スマホを見なかった。多すぎる情報よりも、落ち葉を踏む音とかに気が向いた。三浦梅園さんの「枯れ木に花咲くを驚くより、生木に花咲くに驚け」という言葉を感じた。

瀧田さんからは、

・山伏は、山に伏す。自分を客観視し、変化に気づく。

・断捨離等、引き算をしていくのは我慢。つらい。「足るを知る」で、ゼロから足し算していくと、ありがたみを感じやすい。

・それぞれの捉え方。成功の定義も様々。資本主義社会で、ストレスを消費で解消している人達もいる。幸せ=苦しまないと考えると、生き方も様々では。

といったお話を頂きました。

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りょーたろーから、

「休憩の時、関根さん達が笑顔だったことに、驚いた。スポーツで走り込みをしてもつらいだけ。誰も笑ってない。本当に、楽しんでるんだと思った。それにつられて、自分も楽しくなった」

と嬉しい言葉をもらいました。

Kazumaも「そう! なので、盗み撮りしました」と、撮ってくれていた写真。

ありがとう!

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ふり返りの後は、お約束の卓球。

ダブルスで、燃えました。

瀧田さんのカットが凄かったです。

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皆さん、ありがとうございました!

「リセット研修」またやりましょう!

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後日、参加されたSさんから、下記メールを頂きました。

●Sさんより
 
 関根さま おはようございます。 先日のリセット研修では大変お世話になりました。 
 
初参加ということで不安と緊張もありましたが、何とか最後まで歩きとおせることができました。 
 
先導していただいた瀧田さま、後詰をしていただいた関根さま、そして一緒に歩いた仲間の力が大きかったと感謝しております。 
 
山登りにハマってしまったようで、今後も続けていきたいと思っております。 
 
本屋ときがわ町にもいつかお伺いできたらと思います。 
 
また皆様にお会い出来る日を楽しみにしております。本当にありがとうございました。
 

●Sさんより

リセット研修のブログ記事を拝見しました。

私は瀧田さんの後ろ姿しか見えていませんでしたので、後方の様子はこうなっていたのか~と、また違う視点で研修を振り返ることができました。

2日目の朝の様子もとても楽しそうでしたね。

夕食の時に関根さんもおっしゃっていましたが、楽しむことって大事なのだなと改めて感じました。

Sさん、ありがとうございます! 山登り、ハマってくれて嬉しいです! また一緒に歩きたいですね。

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