「鳩山高校×日立製作所」講演&ワークショップに登壇しました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2019年3月14日(木)9時~12時@日立製作所 基礎研究センターで「鳩山高校×日立製作所」の講演とワークショップに登壇してきました。

(今回は「撮影許可」腕章を出して頂いたので、差しさわりない範囲で写真を撮らせてもらっています。)

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このプロジェクトは、日立製作所 知財本部 高江さん、松尾さんとの出会いからはじまりました。2018年10月に、私たちが日立製作所本社で実施させて頂いたある研修がきっかけです。そこから数回の打ち合わせを重ね、鳩山高校 野本教頭先生たちの協力を得て、今回の開催にいたりました。

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受付を過ぎて、建物に近づきます。この風景と建物を、鳩山高校の生徒さん達に見せたかったのも、今回の企画理由の一つです。

ノーベル賞に向けて「世界で最も小さいものを見る」顕微鏡を使うために、全国で、電磁波等ノイズの少ない場所を、日立製作所さんが探されたそうです。その中で、周囲に線路が無い、遮るものが少ない、地盤が固いといった特性を持つ鳩山町のこのエリアが選ばれました。世界の日立が選び、最先端の研究者が集う、研究施設が、鳩山町にあることは、もっと誇っていいことだと思います。

センターに着き

中に入ると、フロア真ん中の中庭に

竹がはえています。

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8時45分、第一部の会場である2階のカンファレンスルームに行きます。

既に準備万端です。

わざわざ「HATOKO × HITACHI」のロゴマーク入りの名札まで作って下さってました。

「お!来た来た!」

鳩高生が、学校から歩いて来てくれています。徒歩15分程だそうです。

会場に来てくれました。鳩高 情報管理科 1年生たちです。ありがとう!

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9時20分~、いよいよ始まりました。

司会進行の松尾さん(入社2年目)も「緊張してます…」と固くなっていたので急きょ、高江さんが「栗原さん、ほぐしてください」と、まさかの無茶ぶり。

片足ケンケンや笑顔体操を行い、大人と生徒さん達の緊張感をほぐします。

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9時35分~ 第一部のスピーチ「仕事の面白さ」を伝える、が始まりました。

トップバッターは、研究者の山田さん。

・仕事に対する2種類の姿勢

山田さんが開発した「スマホにつける検査機器」で、アルコール摂取度合が分かるそうです。試した先生方も「グリーン(お酒なし)」が出て、安心してました。

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次は、知財本部の高江さん。

・妥当な怒り

法律家は「情熱と冷静さを持ちながら、喧嘩する」とのことでした。

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最後が、私たち、ときがわカンパニー。

残念ながら、林さんの役者ネタで話す女優さんのことは、高校生にはあまり知られていませんでした。

・仕事の面白さは、未来を創りだせること。
・全ての点は、線になる。無駄なことは何もない。
・可能性は、たくさんある。

第二部の頭を使うワークショップに向けて、再度、栗原さんの整体で、頭と体をほぐします。

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10時37分~ 10分間の休憩

10時47分~ 第二部スタート

「突っ込み(=違和感)」を入れるワークショップに入ります。

会場を移動し、1階のアトリウムに集まります。

5~6人一組×4チームになり、それぞれのチームに「研究者」「法律家」「起業家」が入ります。

ある動画を見た上で、様々な「突っ込み」を入れていきます。

まずは、鳩高生たちが「突っ込み」を考えます。

「なるほど!」「面白いね~」と、大人では思いつかなかった視点での突っ込みも出てきます。

だいたいアイデアが出た所で、今度は、私たち「起業家」チームから、少しヒントを出していきます。例えば「ビジネスの観点でみると、これって~かな?」等。

またそこから色々考えてくれます。

最初「意見を出してくれるかな?」「考えが止まってしまうかも…」と不安でしたが、杞憂でした。皆、一生懸命考え、発言し、ポストイットに書き出してくれます。

2階に戻り、各チームの突っ込みを見ていきます。面白い観点での突っ込みもありました。研究者や法律家たちが「この観点はなかったな~」と感心する内容もあります。

11時55分~、アンケートに協力して頂き、

建物を出て

皆で記念撮影。

白鳥も見送ってくれます。

先生方の先導で、鳩高生たちは、学校へ戻ります。どうもありがとう!お疲れ様でした。

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鳩山高校 野本教頭を始めとする先生方、そして、日立製作所 基礎研究センターの皆さん、知財本部の皆さん、ありがとうございました。

「鳩山高校×日立製作所」 これから色々繋がっていけるといいですね。

(鳩高のホームページでもご紹介頂きました。野本先生、ありがとうございます。)

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