ときがわカンパニー代表の関根です。
2018年4月25日(水)19時~21時、つながる読書会@川越『サピエンス全史』に、ラーンフォレストの林さんと一緒に参加しました。
この本は前から読みたかったので、読書会の案内を見たときに、「お!行こう!」と決めました。しかも、主催者が、ときがわ時代(現在川越在住)にご縁があった野村さんですから尚更です。
本自体も面白く、読み終えてしまうのが残念なぐらい知的興奮にあふれた内容でした。
当日の会場へ。株)80%さんがリノベーションされた大工町長屋です。
コワーキングスペース大工町。
素敵な空間です。
読書会は、6名。少人数で密度の濃い時間となりました。(印象に残った言葉を記録しておきます)
・野村さんが、読書会の師匠(猫町倶楽部の山本氏)から言われたこと。
「読書会を始めたら、絶対やめるな。」「主催者が本を選べ。」
・「サピエンス全史」に東京の人は反応する。
・虚構により「上手に生きられる」「よく生きられる」
・大きな物語(例:大企業に入れば安泰)が無くなった後、どのような世界に
・小麦は支配者でもあり仲間でもあるのでは。
・星新一のショートショートや押井守の甲殻機動隊といった
SF、マンガの世界が現実化し始めている。
・他者が評価する「成長」は虚構。「変化」は虚構ではない。
・「虚構である」と自覚することで選択肢が広がる。
「今、自分は貨幣経済に乗ってるよね」と思うことで客観視できる。
・ビジネスの幸福論。
・「種の繁栄か、個の幸福か」この問いは、会社経営にも通ずる。
会社の繁栄、継続か、個人の幸福か。どうしても拡大路線になりがち。
・この本はちゃぶ台返しの連続。人間の形が変わる。
その準備と覚悟ができているかと問われている。
・著者は、ヴィパサナーの瞑想を、年に60日間行う時間をとっている。
・コントロールできるのは呼吸だけ。水泳、ランニングをすると呼吸に意識がむく。
・価値を置くものが変わってきた。消費至上主義で買わされていた時期もあったが。
私自身は、読んでみて
・この本は「たねあかし」。ルールを教えてくれている。
・この本が今の時期に出たということは、次なる革命への準備なのかも。
と思いました。
今回の読書会に出たことで、もう1回、この本を読んでみようと思いました。
===
読書会の後は、同じ大工町長屋内の「すずのや」へ。
・不動産業を営みつつ、株)80%の設立メンバーでもある松ヶ角さん
・コンビニ複数店舗を経営し、こだわりの酒屋「川越角屋酒店」を営む長堀さん
・「つながる読書会」主催者の野村さん
・ラーンフォレスト(同)林さん
・ときがわカンパニー(同)関根
の5人で飲みました。皆、40代ということで話が盛り上がります。
私も後半は、美味しいお酒と会話に、かなり気持ちよくなってしまい、以前(2013年6月)ブログに書いたような内容を熱く語っていました。
素敵な場を作って下さった野村さん、ありがとうございました!
次回「ホモデウス」読書会も楽しみにしています。日程が合えばぜひ!参加します。
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