立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 中原研の院ゼミ(2019年6月)で英語文献の発表担当をしてきました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2019年6月20日(木)8時45分~11時30分@立教大学大学院 池袋キャンパスで、英語文献の発表担当をしてきました。(差しさわり無いと思われる範囲内で、ゼミの様子を記録に残しておきます。)

===

まず、最初は、ゼミ生Tさんによる英語文献の発表です。

Osatuke,K.(2009)Civility, Respect, Engagement in the Workforce (CREW) Nationwide Organization Development Intervention at Veterans Health Administration. The Journal of Applied Behavioral Science, Vol.45, No.3, 384-410
従業員への礼儀・敬意・従事(CREW)- 退役軍⼈保健局における全国的な組織開発の介⼊

・Civilityとは、丁寧で思いやりある職場行動。
・二元配置分散分析(プレ・ポスト、実験群・統制群)

・非営利組織で、軸が無いことによるブレ。
・「理念に照らし合わせると・・・」終わりない対話の始まり。
・感情労働でバーンアウトしやすい職業(例:看護師)では、OD実践が多い。
・外国人が増える介護現場でも、ODが必要になってくる。
・「地域」は「枠」が無い為「組織開発」がそのままは当てはまらないのでは。

===

次に、ゼミ生Kさんによる研究発表。

・いかりを下ろして、そこから先行研究を始める。
・リーダーシップでもあり、自主性、主体性でもあるのでは。
・Oxford handbook等は、勉強会形式で、他人の力を借りて読んだ方が良い。

===

最後に、私が訳を担当した英語文献を発表します。

Bolden, R.(2011) Distributed Leadership in Organizations: A Review of Theory and Research. International Journal of Management Reviews, Vol.13, 251-269.
組織における分散型リーダーシップ:理論と研究のレビュー

190616 Distributed Leadership in Organizations

・存在論、認識論で言うと、DLは「現象がそこにある」で、SLは「その現象が望ましい」という視点があるのかも。
・事業スタイルによって「シェアード」なのか「トップダウン」なのかが変わってくるのでは。
・「旗を立てる」「やめることを決める」というリーダーの役割。
・「独裁すれども、独断せず。」近鉄グループ 佐伯勇氏。
・リーダーは権力、リーダーシップは精神性と関係するのでは。
・裏のリーダーが、メンバーがリーダーシップを発揮しやすい環境を作ってくれている。
・経営者を社内で育てるか、外部から経営者という職種として来てもらうか。

===

昼食は、立教大学の学食へ。

スペシャルランチBを頼みました。

美味しかったです!

キャンパスに溢れている若者たちの間をぬって、池袋駅に向かいます。

家族へのお土産に、シュークリームを買ってから、ときがわ町に戻ります。

地方に住んでいても、こうやって学べる機会を身近に作れるのはありがたいですね。中原先生を始めとする皆さん、いつもありがとうございます!

===

P.S.

LINE@をやっています。アカウント名は「関根雅泰(せきねまさひろ)@ときがわ町」です。もしよかったら、友だち登録、お願いします

友だち追加

以下のボタンでシェアできます