ときがわカンパニー代表の関根です。
2019年6月15日(土)10時~12時30分@越生「憩いの里」で、山伏の瀧田さんとミーティングをしました。
出会いのきっかけは、比企起業塾1期生の尾上さんです。
今回は、某社様での管理職研修として、ときがわ町で行おうとしている「ある研修(3R:リトリート、リセット、リフレッシュ)」の打ち合わせで、お時間を頂きました。
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初めて訪れる私たちのために、尾上さんが、雨の中、立って待っていてくださいました。(尾上さん、ありがとうございます!)
越生町には、こちらの「憩いの里」以外にも、「オクムサマルシェ」さんや「山猫」さんといった魅力的なカフェが集っているそうです。今度、行ってみたいですね。
山伏さんとお会いできるということで、民俗学を研究している風間さんご家族も、ミーティングに同席されます。
山伏さんについて、素人の私も含め、瀧田さんが色々教えてくださいました。
・滝行は、メインではない。滝や川に入るのは「水垢離(みずごり)」として、行の開始時点で「1回死ぬ」(擬死)ことである。
・擬死した後、山に入り、新たな命を得て、最後に「水垢離」を「産湯」として行う。
・修験道の行では、熊野古道の一つ「奥駆道(おくがけみち)」で、約120kmを歩きながら、75か所の「靡き(なびき)」でお参りをする。
・和歌山県の熊野から、奈良県の吉野への熊野古道で、熊野から吉野への向かう「順峰(じゅんぶ)1~75」とその逆「逆峰(ぎゃくふ)75~1」がある。
・元々日本には、山や自然に対する信仰があった。
・奈良時代、役行者(えんのぎょうじゃ)が修験道を行い始めた。
・室町時代、門跡寺院である聖護院@京都が、各地に広がっていた修験を「本山修験」として取りまとめた。
・本山修験(天台宗)と当山修験(真言宗)の他にも羽黒修験@東北などがある。
・行者である山伏は、菩薩になることが最終ゴール。「六根」を徐々に綺麗にしていく。
・徐々に「ろでこする」ように、ちょっとずつ人は変わっていく。
・そのきっかけになるかもしれないのが、行。
・「山の行」より「里の行」のほうがきつい。
・同じことを、地道に続ける。
・「山の行」で、山にこもることで、人は自分一人では生きられないことを感じる。
・里で穢れたとしても、リセットできれば、また里に戻れる。
・自分で自分をリセットするボタンを持てると良い。
・「山伏」は、「山に伏す」。経典からも学ぶが、森羅万象から学ぶ。
・自然に矛盾は無い。
・今、学んでいたとしても、先々変わることもある。
・滝行では、身体を固くすると、あたる水が痛い。自然と一体になれば、流水も優しくなる。
・外側の環境は、自分が創っている。ありのままを受け入れる。
・自分が置かれている環境を、俯瞰的、冷静に見られると、自分で問題解決ができるようになる。
・そうなると、依存心が減る。
・上から言われたことを、自分の腑に落としたうえで、実践しているかどうかで大きく変わる。
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11時30分~、憩いの里 特製お蕎麦です。
濃いクルミ汁が、とっても美味しかったです!
デザートは、越生の梅ゼリー。美味しかったです!ありがとうございました。
尾上さん、瀧田さん、憩いの里の皆さん、ありがとうございました!
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P.S.
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