ときがわ自然塾「手塚マキさん」講演会に参加しました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2023年3月4日(土)16時~18時 ときがわ自然塾 トカイナカハウス神山さん企画
「手塚マキさん」講演会に参加しました。

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3/4日(土)16:00からのときがわ自然塾、歌舞伎町のソーシャルアクティビスト、No. 1ホスト、手塚マキさん登場!

3月のときがわ自然塾は、歌舞伎町で活躍するソーシャリスト、手塚マキさんにお越しいただきます。

ホストクラブや飲食店を経営しながら、ソーシャルな活動も続ける手塚さん。その視点に見えている社会、環境、女性、LGBTとは?

早めに懇親会に移りつつ、さまざまなテーマで語り合いたいと思います。

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呑みながらの講演会スタート!

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●川島町出身

・平地、山がない
・何もないからこそ、色々考えられた。

・早く川島から出たかった。
・1977年生まれ 45歳

●川越高校時代

・先輩は、大企業。
・自分達世代から、ユニークな仕事。

・26歳でお店を出した。30代以降、川高繋がりができた。
・新宿に集まってくれる。

・暇で塾に行った。高校受験のクイズ感覚。
・ラグビー部が楽しかった。先輩後輩もない。
・ラグビー部の先生が怖かった。勉強してないけど、進級させてやれと。

・学校で歌舞伎を見に行った。文化を大事にしていた。
・「映画を観ろ、本を読め」と言ってたラグビー部のO先生。

・ラグビー部 フルバック。一番後ろから全体を見る。指示だし中心。いかに自分が活躍するかを考えない。
・3年生になって、O先生がいなくなって、選手だけで運営。

・テスト勉強で、練習しないメンバーに憤った。

・フォワード(身体をはる)から、キャプテンを出す。
・キャプテンを降ろされた経験がある。

・高校時代のラグビー部での経験と、先生の言葉が今も生きている。
・品格=自分を自分としていかに生きているか

・本を読んだり、映画を観て、品格を身に着けること。
・従業員にも伝えている。

●ホスト時代

・ラグビーをやらなくて良い解放感。
・高校生の時は、川越が精いっぱい。
・予備校で池袋に行って、デビューした。

・予備校に来る不良たちと仲良くなり、東京デビューした。

・都会と不良にあこがれていた。
・ヒップホップ、サーファー、キレイめ系のファッション

・ファッションで、水商売の道を選んだ。
・バイトで稼いだお金で、Fendiを買った。

・19歳で、ホストになった。1996年。阪神淡路、オウムの次の年。

・クラブが、深夜をホストクラブに貸すようになった。
・飲み屋の子たちの受け皿。
・「売り」が流行ってた時代。「フードル」風俗嬢が重宝されていた時代。

・有閑マダムが集まるホストではなかった。

・やくざになれなかった優男。
・高校を卒業している時点で、ホストの世界のエリート。
・超マイノリティ。「秀才君」といじられた。

・その悔しさがあり、彼らに勝とうと頑張った。

・ボス猿が好き。男に勝つ男が好き。

・皆ちゃんとしてない。電話、遅刻。
・顧客候補のピラミッド。顧客をセグメントして、時間の使い方を考えた。
・自分の評判を気にしながら。

・自信がなかったから。いかにブランド価値を作って行くか。
・天然素材で行けちゃうホストとは違ってた。
・21歳ぐらいからやって、23歳には、仕組みができた。

・23歳で、違うことをやりたいな。

●23歳

・TVにも出た。
・業界内でのマウンティング。

・他所の店とのけんかもあった。
・No1で売れっ子だった。

・納得をもって生きてきた。
・納得して、ホストをやってきた。そのプライドがあった。

・店長に迷惑をかけたので、2年間、更に歌舞伎町にいた。

・自分の歩幅でしか、自分は成長しない。
・「日常を投げない」

・大学で4年間過ごすよりは、ギラギラした歌舞伎町でホストで過ごした方が、自分が成長できる。

●26歳

・ホストを辞めた後、何していいか分からなかった。
・「深夜特急」が好きだったので、バックパッカーになろうかなと。

・お店をやれる。経営者になれる。

・セカンドキャリア。
・No1になっても、歌舞伎町から追い出されるなら、若手世代にビジョンがない。

・2003年に一気に独立。
・オーナー世代が、若手へのビジョンとして、先輩世代(手塚さん)が、お店を持てるようにした。

・部下を持った。「今が楽しければいい」「どこにも行けないからここにいる」
・「こうやれば売れる」と言ってもやらない。

・でも、そういう部下に救われた。教育に目を向けるようになった。

・歌舞伎町の外に出るようになった。違う業界の人と会うようになった。
・業界外の同世代と会って「皆、馬鹿だな」と思ってしまった。

・ホストとしてやってきた経営哲学は、恥じるものではない。
・20歳の少年たちに「ホストを続けていいぞ」と言うために。

・AIに負けない。品格を身に着ける。他者の想像力を持つ。
・夕礼で言い続けている。

・ブログを始めた。従業員に向けて書いてた。それを出版社が見つけた。

・2005年、NPOが流行り始めた。
・アメリカだと、NPOが長者番付に入っていた。

・ごみを拾うと、ごみを捨てない。
・自分達のためのボランティア。

・新潟地震 募金に来てくれたと歓迎された。
・「しょせんホストだろ」と色眼鏡で自分自身が見ていた。

・行為を見てくれる。だからゴミ拾いを始めた。

●歌舞伎町

・誰がやくざか、分からない。
・小さな町の繁華街だと、分かる。

・エージェントを逮捕する大捕り物があった。
・「新宿スワン」にも出てくる。

・2005年に、やくざとのルートがなくなった。
・いないけど、いるふりをしていた。

・その時に、法律に詳しくなった。
・やくざに頼らずに勝つのは、法律だと。

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17時半~ 懇親会 新井はるなさんを始め、皆さんが作ってくださったお料理、今回もおいしかったです!

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○特に学びになった言葉

・(皆ちゃんとしてなかった)当たり前のことを、ちゃんとやる。

・品格を身に着ける。 (そのための読書と映画鑑賞)

・(職業に対する色眼鏡ではなく)行為を見てもらえる。

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手塚さん、企画して下さった神山さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

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