ときがわ自然塾「イマクリエ 鈴木信吾さん」講演会に参加しました。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2023年7月1日(土)16時~18時 ときがわ自然塾 トカイナカハウス神山さん企画
「イマクリエ 鈴木信吾さん」講演会に参加しました。

===

●神山さんの案内文

https://www.facebook.com/norio.koyama.7/posts/pfbid0ZhwQEovuiQnH5aPptgPbevkvyuCEPGWiqXDUCFqVfRqi8Ybj3heY9RKZVEUWYJ2wl

埼玉県ときがわ町で開催しているときがわ自然塾。7/1土曜日16:00から開催します。

講師は、全国の自治体でテレワークによる地方創生を手がけている株式会社イマクリエ、鈴木信吾社長に来ていただきます。

フロントページ

イマクリエさんは、石川県羽咋市での「女性に魅力ある街づくり」の取り組みで総務省地方創生担当大臣賞を受賞されたり、内閣府テレワーク百選にも選定されたり、テレワークの分野での先駆者として大活躍です。

地方創生の肝が地方での魅力ある仕事作りにあるとするなら、テレワークは今後の働き方のキーワードになりますね。
欧米では、デシタルノマドVISAというのも大流行とか。

地元にとどまりつつ都会の仕事をやりたい!という方。人手不足人材不足をテレワークで解決したい、という方。もっと面白い仕事をテレワークでゲットしたい!という方。比企郡に面白い仕事があったらいいな!という方。必須の講座になります。奮ってご参加ください!

===

●鈴木さん 講演

・2011年の震災をきっかけに、テレワークを導入。

・海外の方もテレワークで働いてくれていて、日本の夕方は、ヨーロッパの朝、その後アメリカが入ってくる。
・24時間体制。

・年間のべ7000人と仕事をしている。

・地域で何かをしたい。テレワーカーも多い。
・東京の企業で、地方に出たいという企業も多い。
・人材採用のために地域にいく、新商品開発で地域に行く。

・テレワークには適性がある。向き不向きがある。
・テレワークに合う業務、合わない業務もある。
・それを診断する「テレワーク適応力診断」テスト 80問。

https://www.imacrea.co.jp/corporate/tw_diagnosis/

・テレワークだと、アウトプットが全て。
・それができるようトレーニングする。

・出社と在宅のハイブリッドワーク。

・コミュニケーションの問題。テレワークに慣れてない。
・日本、アメリカ、ヨーロッパも、全て同じだった。

・フルタイムテレワーカー=デジタルノマド
・旦那の転勤に合わせて、会社を辞めてきた奥さんが、テレワークをして、場所にとらわれてない。

・ゲームの聖地は、日本。
・ゲームクリエイターも、デジタルノマド。

●デジタルノマドのDさん

・トカイナカハウスに滞在中のデジタルノマド Dさん。
・9月から、タイに移住。
・コロナが始まる1年前から、テレワークが可能になった。
・毎朝の通勤電車から解放された。
・サボろうとすれば、いくらでもサボれる。

・システムの構築、運用、保守をしている。
・社員の質問に答えたり、システムの改善をしている。

・コロナで、週5に増えた。
・自分以外の社員は、週2ぐらいのリモートワーク。

●テレワーカーとしての適性

・適性とは?

・不安にならないよう、相手とコミュニケーションをとれるか。
・自立性がどのくらいあるのか?
・どのくらいチームワークができるのか?

・大事なのはアウトプット。だれもが認める成果。

・テレワークをすぐできる人は、10%未満。
・テレワークをやらせてはいけない人は、10%はいる。
・ある程度のトレーニングをすれば、3~6か月間で、キャッチアップできる人もいる。

・どこかで慣れてくると、テレワークをしやすくなる。
・コロナ禍での大学生は、リモートで学習。慣れている。

・リモートワークが民主化することで、色々な場所で働くことも可能になる。

・ヨーロッパでは、デジタルノマドビザを出している。

・海外のデジタルノマドが、日本に来てくれたら、家族も観光に来てくれる。
・ポルトガル人が集まる地方都市など。

●イマクリエの地方創生

・仕事づくり
・その町に住みながら、東京や海外の仕事をする
・テレワーク×トレーニング(人材育成)

・ニーズがあって、足りてない仕事をトレーニングする。

・基礎スキルを身に着けた後、イマクリエのプラットフォームに登録し、仕事をする。

●地域での起業

(関根)
・比企起業大学は、後輪(専門能力)が大きい人達の前輪(起業能力)支援

(山なおさん)
・帰る場所を求める人が増えそう?

・トカイナカハウスのように「ホッと」する場所
・外から来た人、中の人が、フラットにいられる。
・途中に寄る場所。

(リエさん)
・テレワークをしたかった。
・完全フリーになって、テレワークができるようになった。
・仕事をし過ぎてしまった時期もある。

・イマクリエでは、勤務時間を明確にしている。
・テレワークでは、働きづめになってしまう。楽しいので。
・燃え尽きてしまう人も一部いる。

・テレワーカーに対するキャリアカウンセリング
・その人に合った働き方を提示。

●仕事づくり事例

・人口流出の問題
・住みたいけど、そこに仕事が無い。
・働く場所として、ワーキングスペースを作った。
・女性に選ばれない町は、すたれていく。

・石川県羽咋市 学力が高い
・地域外に出た女性が戻ってこない

・企業誘致 工場誘致は難しい
・製造業の主流は、売れる場所のそばに作ろうとする。
・熊本県 半導体の工場 地下水が豊富
・外国の企業を連れてくる
・土地の値段、人件費が、日本の方が安くなってきた。
・誘致された企業で、働きたがる人がいるのか。

・熊本市に、ゲーム会社が進出。
・IT企業が、多い。
・企業にとっては、タイミング次第。仕事が急に増えたり、新しいことをやりたいしたとき。

・自治体は企業誘致。企業は地方進出。企業の課題を解決できるか?
・地域の課題解決を、企業にしてもらいたがる。

・noteでの情報発信

・フランスとの関わり
・パリの大学とのインターンシップ
・シェフは、日本で何かをやりたがっている

・今までは、中国人、韓国人が、日本料理を提供していた。
・今は、日本のシェフが、海外にわたって、日本料理を出している。
・海外のシェフが、日本の食材を使いたがっている。
・一人有名なシェフが来たら、その地域に人を呼べる。

・IT企業を誘致してきたが、今後は海外企業。

●新しい魅力づくり

・地域で「当たり前になっているもの」にヒントがある。
・山口県宇部市
・介護施設で、メタバースを体験。

・地域に進出したい企業や、テレワークをしている個人のリスト
・テレワークで仕事をしている企業にとって、進出する地域は「どこでもいいけど、どこでもよくない」

===

鈴木さん、参加された皆さん、企画して下さった神山さん、ありがとうございました。

以下のボタンでシェアできます