ときがわ自然塾「立教大学 経営学部 中原淳先生」との読書会。

ときがわカンパニー代表の関根です。

2022年12月17日(土)16時30分~18時 ときがわ自然塾「立教大学 経営学部 中原淳先生」との読書会を開催しました。

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案内文

ときがわ自然塾 立教大学 中原教授を囲んで「大人の学び」について考える会

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ときがわカンパニー代表の関根です。

トカイナカハウス神山典士さんとの共催「ときがわ自然塾」に、私の師匠である中原先生をお招きします。

中原先生は、私が東京大学大学院在籍時の指導教員でして、人材育成に関する知見を数多く学ばせて頂きました。

「人に学べというなら、あなたは学んでいるのか」という問いを、常に中原先生から突き付けられてきました。先生ご自身が、大人が学び続ける姿勢を体現されています。

そんな中原先生が、この度、ときがわ町に来て下さることになりました!

先生の著作「働く大人のための学びの教科書」を使った読書会方式です。この本を読んでの感想や気づき、自身の実践例を、著者の中原先生と共有し、皆で意見交換します。

オンラインでの参加も可能ですので、多くの方々のご参加をお待ちしております。

●プロフィール

中原淳

立教大学 経営学部 教授。立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所 副所長などを兼任。博士(人間科学)。専門は人材開発論・組織開発論。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2017年-2019年まで立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム主査、2018年より立教大学教授(現職就任)。

「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。

「画狂老人」と号した葛飾北斎、「崖画無法」とうそぶいた仙厓義梵をリスペクトしている。北斎が号した「画狂老人」につき、自らは「学狂老人」として一生涯、「学び」にまつわる研究を行おうと腹をくくっている。現在は単なる「学狂中年」。仙厓和尚の「崖画無法」とは「世の中の絵には法があるが、自分の絵には法はない」という意味。自分の場合は「淳研無法」。「世の中の教育・研究には法があるが、自分の教育・研究には法はない」。ただ、自らが信じる道を行くのみ。己の先に道はない、己のあとに道はできる。

●日時
2022年12月17日(土)16時30分~18時

●会費
リアル参加、3000円+税
オンライン参加、2000円+税

懇親会(中原先生は不参加)
食事 アルコール呑み放題付き 4000円
食事とノンアルコール 3000円

●持参物
書籍「働く大人のための学びの教科書」中原淳(2018)

●会場
リアル:
埼玉県ときがわ町番匠445-1トカイナカハウス
八高線明覚駅徒歩5分 関越道坂戸西か東松山インターから15分

オンライン:
お申し込み後、ZoomURLを当日16時までに送信

●お問合せ
mhd03414@nifty.com
080-3252-7449

●申し込みは、
tokainaka.jp

※当日宿泊も可能です。
素泊まり、3000円、

よろしくお願いします🤲

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当日、16時前に、中原先生を、宿泊先のコモリバに迎えに。

石切りで遊んでいるうちの次男と、中原先生の息子。一緒に参加してもらうことになりました。

当日は、リアル参加9名。

内容は、楠田リエさん(比企起業大学21春・大学院5期生)のメモ書きで、後日お伝えします。

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暇にしている子供達。「今何時~」「あと何分~」「早く帰りたい~」

参加された金子さんがタブレットで遊ばせてくれました。感謝!

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懇親会。新井はるなさん@五明のお料理を美味しく頂きました。

何となく似ているので、三兄弟に。

本屋ときがわ町のイベント話で盛り上がる二人。(23年4月16日予定)

「ジャパンタイムズに取材されたんですよ!」

「でもなんて書いてあるのか読めなくて」

と、山なおさん。

22時ごろ、よしきさんに送ってもらって自宅戻り。

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中原先生、参加して下さった皆さん、企画して下さった神山さん、どうもありがとうございました!(我慢して待っててくれた子供達二人もありがとう!)

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●楠田リエさんの記事

22/12/17 ときがわ自然塾「立教大学大学院教授 中原淳先生を囲んで『大人の学び』について考える会」

2022年12月17日(土)16時30分~18時、ときがわ自然塾「立教大学大学院教授 中原淳先生を囲んで『大人の学び』について考える会」に参加してまいりました。

中原先生といえば、人材開発・組織開発の分野で大変著名な方であることは言うまでもありませんが、私の専門であるキャリアの世界でも大変人気の高い先生です。そんな雲の上のような存在の方がときがわ町(私の自宅から30分)に来られると聞いて、参加しないわけがありません。

そして、私が起業する際にお世話になり、今もメンターとして師としてお世話になっている比企起業大学総長 関根さんの東京大学大学院在籍時の指導教員でもあるため、いわば「師の師」にあたります。関根さんのおかげで『研修評価の教科書』(中原淳、関根雅泰、島村公俊、林博之)や今回のテーマとなった『働く大人のための「学び」の教科書』(中原淳)を読むきっかけにもなりました。今回の貴重な機会に感謝しております。

また、ときがわ自然塾の主催者である神山典士さんとは、現在川越市市制施行100周年事業のプロジェクトでご一緒させていただいております(「観光都市川越775万人物語」高校生プロジェクト)。神山さんは「トカイナカハウス」を主宰し、新著『トカイナカに生きる』他著書多数のノンフィクション作家です。東京一極集中解消を促進し、まさに私が住んでいる埼玉の「トカイナカ」に様々なチャンスを運んできてくださっています。今回も貴重な機会をありがとうございます!

今回のテーマは「大人の学び」。みなさん、中原先生の2018年の著書『働く大人のための「学び」の教科書』を読んできて、中原先生と意見交換をするという場になりました。

今回、私は中原先生の一番近くで速記録を取らせていただきました。(PCのコンセントの位置の都合で)中原先生のすぐ右横からお話を聴かせていただいてしまいました…!光栄です。今回、神山さんが主宰する「トカイナカハウス」という古民家で行いましたので、参加者9名全員が中原先生と近い距離でお話することができるという贅沢な機会となりました。

最初は自分はもちろんのこと、参加者のみなさんも緊張していたかと思いますが、よしきさんの質問を皮切りに、活発な意見交換が始まりました。中原先生の「非常にいい質問ですね!」という言葉に励まされ、みなさんからはどんどん質問が繰り出されていきました。今回、初めて千葉から参加されていた金子さんからは、「エネルギーのある方達と時間を共にし、大きな刺激を受けました」とのメッセージを頂戴しました。

中原先生は、「仲間」「貢献し合う」ということを強調されており、「屋根瓦方式」「鰻の秘伝のタレ」「ヘルシーな水槽」という表現でご説明くださいました。(イメージしやすいし、印象に残りやすい!)OJT研修の専門家である関根さんも、「教え合う」「学び合う」ということはよく仰っています。今回は、まさにそんな場になったのではないかと思います。

よしきさんからは「内省(Reflection)」、ヤマナオさんからは「転機」「ネットワーク」、みつさんからは「フィードバック」、金子さんからは「アンラーニング」「越境学習」、大塚さんからは「キャリア」「ライフチャート」、可沼さんからは「自己決定」「自己責任」など、本にも登場する重要なキーワードが満遍なく参加者から投げかけられました。仮に私一人であの場にいたら学びきれなかった多くのことを、みなさんと共に学ぶことができたと感じています。

中原先生、神山さん、関根さん、貴重な機会をありがとうございました。そして大人の学びにつきあってくれたKくん、Tくん。目にも鮮やかな美味しい料理を準備してくださった、はんちゃん。野菜を提供してくださった原さん。ご一緒した参加者のみなさん。ありがとうございました。引き続き、学び続けていきましょう!

くすだ・りえ / Refection代表のnoteより抜粋)

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●楠田リエさんの記録

○意見交換会

関根さん:今日は1時間半、ざっくばらんに意見交換ができればと!

中原先生:みなさんから疑問に思っていることなどがあれば。

関根さん:きっとたくさん考えてきているに違いない、よしきさん、お願いします!

よしきさん:振り返りの原理について、特に先生が大事だと思われている背景を教えていただきたい。内省って大事だよく言われるけど・・。

中原先生:過去ー現在―未来がstoryになっている。それをreflectionする。今ここと、これまで。関根さん、振り返りは好きですか?

関根さん:あんまり好きじゃないですね。

中原先生:今の学生に聞くと、「かったるい」と言うと思う。大事だけどみんな嫌い。人間は振り返らない。action oriented、常に行動している。動いてなんぼ。

やまなおさん:10年前に自分の人生に通知表を付けたことはある。

中原先生:振り返りをするのは、人生の転機のとき。「今の会社にこのままいてもなあ」というときは振り返りが大事。例えば転職のときに聞かれるのも過去のこと。

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みつさん:フィードバックも嫌いなんです。著書の中にも「FBをとりにいく」とありますが。

中原先生:FBとは、自分を鏡にうつすこと。他人に言ってもらう「あなたってこういうふうに見えているよ」と。見るのもいや、聞くのもいやなもの。セルフ・アウェアネス(自己認識)。最近は言われなくなってきている。助手までは結構言われる。助教授、教授になってくると言われなくなってくる。若い人から見た自分。時々エゴサもする(笑)。FBは、「いったん引き受ける」。真に受けたら痛いし死んじゃう。

リエ:まさに自分も本を読んですぐFBを取りに行った。自分で取りに行っておいてモヤモヤした。けど聞いてよかった。聞く相手は大事ですか?

中原先生:めちゃくちゃ大事です。Who、What、How、frequency(頻度)同期とFBし合うと愚痴大会になる(笑)矛盾したことを言われたりもする。結局最後はFBをテイクするかしないか自分で決める。FSB…Feedback seeking behavior(フィードバック探索行動)FSBを取りに行くか行かないかは本人次第。僕の場合は若い人。

※関連する中原先生の記事を見つけました。

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/8201

※こんな記事も見つけました(みつさんより)。

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/14689

関根さん:リエさんに顧客インタビューしてもらって仕事が生まれた。

中原先生:他の人にFBを取りに行ってもらうのも一つ。相手に趣旨(関根さんにも伝わるということ)を明かしているのであれば。「鏡」を上手く、自ら用意することが大事。

伸びる子はステージに上がった後、聞きに来る。こういう子は研究者になった後もお呼びがかかる。この前の学生も20人中、来たのは1/4。学生には日頃「迷ったら行け」「誘われたら行け」と言っている。頭だけで考えて課題解決はできない。

みつさん:参加しない3/4の子には何かアプローチされてますか?

中原先生:非常にいい質問ですね。ポイントは「私が言わない」ということです。前の年に行った人にお薦めしてもらった方が動く。要は先輩に言ってもらった方が行く。ビジネスパーソンとのつながりはそうやってできていく。屋根瓦方式。上の瓦を下の瓦が支えている。自分の職場も鰻の秘伝のタレ的に勝手に学び合う組織にしちゃえばいい。中原研は先輩が教えてくれる。「ヘルシーな水槽」さえ作ってしまえばいくらでも育つ。指導教員が手を入れて介入しようと思っても忙しくてなかなか時間がとれない。

関根さん:中原研在籍中は、先輩方が教えてくれた。それぞれ文章が得意、統計が得意な先輩方が。年上の後輩にも惜しみなく教えてくれた。

中原先生:大事なのはプロジェクト、仲間、締切。DXとか、学ぶよりもプロジェクトに入って感謝されるのが早い。

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金子さん:OJTについて。職場全体で育成しましょうね、と言ってもなかなか巻き込めない。自分ごとじゃないからそうなっちゃうのかな。職場環境をクリーンにするにはどうしたら?

関根さん:まずは私から。職場の水槽を綺麗にする人、例えば職場の長が大義名分を与える。制度がなくても育つ職場もあるわけで。そことの違いに着目。

中原先生:OJT指導員がいるから他の人が指導しなくていい、というパラドックスが生まれている。この職場は全員で教えていく、と呼びかけ続ける。中原研でも相互に貢献し合う、それができない人はやめてください、と伝えている。

金子さん:指導を他の人に振っていいんだよ、というのもOJT指導員には伝わっていない。人を使って指導するというのは大事なことなのでしょうか・・

関根さん:研修の中では、OJT指導員に任命された時には、上司にインタビューしてください、とOJT指導員の方に伝えている。自分一人で教えないという体制を作ってもらっちゃっている。上司とも合意して大義名分を得ている。OJT指導員からは「気が楽になる」「新人指導を通じて人脈が広がった」などの声。

ヤマナオさん:新人育成で苦労した。相手を変えられなかった。起業するとなったとき、人とのつながりから作っていかなきゃいけない。そのあたりが難しい。

中原先生:自分を奮い立たせる人とのネットワークを維持していくしかない手っ取り早いのは学校。志が同じ人が集まる場に入っていく。誰と出会うか、が大事。WhatよりもWho。contentは消耗品、残らない。残るのはwho。人すらも残らない。ひたすらGive、Give、Give、Giveするには自分もcontentを持たなければならない。

ヤマナオさん:まさに比企起業大学ですね。

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関根さん:(ここで暇そうにしているK君へ質問)K君が好きなことは?さっき埴輪に興味持ってたよね。

Kくん:粘土。

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大塚さん:人生を振り返るのは主観的に行うものだと思っていた。68歳のときにはじめてライフチャートを作って客観的に見ることの大事さが分かった。

中原先生:振り返りで大事なのは記録。documentation。慶應丸の内シティキャンパスで、普段人には振り返りをしましょうと言っている人たちに自身の振り返りをしてもらった。まずライフチャートを作成し、ペアでフィードバックをし合う。それぞれの人が考えるようになっていく。

これからの時代、学びとキャリアはセット。キャリアっていつも考えてたら頭おかしくなっちゃうから、節目のときでいい。普段は「漂流」でいいと思う。ドリフト(漂うこと、流されること、漂流)で。キャリア・アンカー。アンカーとは船の碇。ドリフトとアンカーを繰り返していくことが大事。東大をやめる5年位前から人材開発のことをこの大学で立ち上げるのは難しいと思った。入って8年くらいの頃。みなさんのキャリア・アンカーが動くのはいつか分からないけど。チャートがずっと低いと病気。ずっと高いのもおかしい(笑)

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ヤマナオさん:本の中の「越境学習」について。先生の中で意識して違和感のある中に飛び込んだご経験は?

中原先生:アルコール中毒専門のお医者さんの中に飛び込んだ。テーマは「動機付け面接」。テコで押しても引いても動かない人を動かす技術。そこへ一人医師以外で飛び込んだ。半年に1回とかの頻度でそういう場に出ている。最近だと「機械学習」。いつも思うのは誰が申し込んだんだ?と。直前になるとぶつぶつ・・。いやなんです、面倒くさいし。でも行くと楽しい。

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可沼さん:唯我独尊(外部からの影響を受けない)というタイプの学生もいるんですか?

中原先生:そういう方にはやっていただくしかない。失敗から学ぶ。第三者からのFBすら受け付けないとしてもそれは自己責任。就活の話をするとき、「失敗するコツ」を伝えている。それは一番最初に競争の高いところを受け、徐々にランクを落としていくこと。楽なので人間は際限なく落ちていける。最初は幅広く受けましょう、と伝えてはいる。例えば教育業界で働きたい場合、全く違う業界で教育に関わるチャンスもあるかもしれない。そこまで伝えて、取り入れるかどうかは本人に任せるしかない。学生と言っても、もういい大人なので。

可沼さん:教えてもらって失敗した時に人のせいにしちゃいそうで・・

中原先生:人に聞いた上で決めるのは自分。最終的には自分の責任。余談ですけど、自分はいつも人から言われることと真逆の選択をしている。最初のキャリアの選択肢は、岡山大学の教育学部へ行くか、無名の研究所へ行くか。岡山大学に行っていたら、今も岡山大学にいるかもしれない。立教に来るときは99%反対された。「このまま行ったら国立で教授だよ」と。逆張りした。京都大学の西村和雄先生、「主観的幸福感。Well-being」幸福感を決めるのは、どれだけ自己決定できたか。あまり自己決定しないで入ってくる学生が多い。「親が行けって行った」「偏差値が○○だったから」「早稲田、慶應に落ちたから」

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大塚さん:最近の若い人が結婚のことをパートナーシップと言い、仕事のことをキャリアと言う。びっくりした。自分はキャリアというのは社会との関わりだと思っていた。キャリアっていい言葉だなと。先生、キャリアってどういう意味なんでしょう?

中原先生:「内的キャリア」と「外的キャリア」がある。今僕が大学をやめたとしても「内的キャリア」は続く。「外的キャリア」は一旦終わったとしても。

大塚さん:内的キャリア、いい言葉ですね!

関根さん:リエさん、せっかくだからキャリアの質問してみたら?

リエ:胸がいっぱいで・・また後でにします。

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金子さん:アンラーニングについて。どう気づかせたらいいのか。少し上の世代の方々。

中原先生:アンラーニング(学びほぐし)。転機のとき…病気、配偶者との死別、降格(要は生存の危機を感じるとき)アンラーニングは痛みを伴う。仲間がいるってことが大事。学習不安を和らげる。

※関連する中原先生の記事を見つけました。

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/2964

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みつさん:これからの50歳の中原先生はどう考えていますか?

中原先生:登山とか下山とかいう言い方をしなくなった。連山だと。稜線を行く。30代の頃と同じ方法で今やって上手くいくはずがない。次やってみたいのは思想。ものの見方とか。2年後にサバティカルが来る。

関根さん:Kくん、サバティカルって聞いてる?

Kくん:サバティカルって、外国に行くこと。

みつさん:キャリアを計画するという考え方についてどう思いますか?

中原先生:到達点というメタファーはない。例えば本は3年スパンなので、「次の次」の本のことを考えるのが丁度いい。次は人材開発の思想史の本を書く。変化が速いので5年後くらい先を考えるのが丁度いい。人材開発は、KKD、理論、データ、思想という歴史を辿っていく。誰かが思想をまとめなきゃ。それをやってみたい。文体を変えたい。僕の文体って分かりやすいと思う。文体を変えるって死ぬってこと。作家の神山さんにはよくお分かりかと。

神山さん:トカイナカとか、どう思いますか?

中原先生:いいと思いますよ。例えば2年後のサバティカルをどう生きるか?とか考える。なぜ海外に行かなきゃいけないのか。なぜ一つの大学にいなきゃいけないのか。もう一回よくよく考えて何がしたいのか考えたい。「旅するサバティカル」大学教員に限らず。

神山さん:いつでも長期滞在をお待ちしています。

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リエ:先生は妥協することってありますか?

中原先生:どういう意味での妥協?

リエ:例えば本のお仕事などで、期限ってあると思うんですけど。妥協点をなるべく高くして妥協することってありますか?

中原先生:妥協の連続です。だけど、本にしても何にしても、そこには自分のクレジットが付くから。どんなものができたとしても、そこに責任を持ちます。

リエ:ありがとうございます!

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リエさん、詳細な記録ありがとうございます!当日の様子が鮮やかに蘇ってきます!

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